コンテンツマーケティングのよくある5つの問題と解決策

コンテンツマーケティングのよくある5つの問題と解決策

本日も米国CMIブログからの記事を日本語にてお届け致します。今回の記事は「5 Major Content Marketing Problems (with 5 Helpful Solutions)」という記事です。

ありがちな失敗例を知っておくことは何事においても重要です。コンテンツマーケティングでよくある5つの問題とそれを回避する対応策を紹介します。

コンテンツマーケティングのよくある5つの問題と解決策

 

1.「何でも屋さん」症候群

あなたは何の専門家ですか?と問われたらなんて答えますか?どんなことでもある程度理解しているけど、専門家といえるものは何一つないのではないか。たくさんのあふれるコンテンツの中で、自分が専門性を出せるのはどの領域か、自信が持てなくなる時もありますよね。

まずはひとつ、どの領域で勝負するか決めましょう。そして、勝負するプラットフォームを決めましょう。ライバルがブログを使っていたら、podcastを使うといったようにプラットフォーム×領域でトップを目指すのです。それ以外にも事例をひたすら提供するなど競合との情報の差別化をしていけば、ある特定領域の専門家になれます。 複数チャネルを使うなと言いたいわけではありません。あなたが専門家になれる場所を確保した上でのマルチプラットフォーム戦略はとても良いことです。しかし、ニッチ領域にフォーカスすることを忘れてはいけないのです。

 

2.コンテンツから売上に繋がらない

コンテンツは作り、人は来ているものの売上につながらない・・・。そんなこともよく起こります。コンテンツが結局顧客の問題に対する答えになっていない場合が多いのです。そんな時は、顧客の欲求はなんなのか、もう一度深く考えなおしてみましょう。

ピッチ(エレベータートーク)のようにあなたの製品を端的に説明するのではなく、読み手が何を求めているか、あなたの提供するコンテンツによりどう手助けできるのかを考えるのです。

 

3.コンテンツはたくさん作ったが顧客がいない

なかなかアクセスが増えないということはよく起こります。コンテンツを作ることにフォーカスしすぎるあまり、顧客を呼び込む戦略を忘れていることがあるからです。コンテンツを企画した後は、顧客をどう呼び込むかを考えなければなりません。

もしコンテンツを作り続けていて顧客が居ないのであれば、まずコンテンツを作ることを止めましょう。オーガニック検索の対策、つまりSEOと、リスティング広告などのペイドコンテンツの併用による、潜在顧客獲得の戦略を立てましょう。

 

4.コンプライアンスの問題

組織の制約により、上長の承認や関連組織の承認がないとコンテンツを公開できないという企業も多くあります。コンテンツマーケティング戦略に当たって、スピードは重要事項です。競合よりも先に動かなければならないので、稟議書を待っている時間はありません。

そのようなことが起こらないように、法務部門と共にコンテンツマーケティングのガイドラインを作成しましょう。事前にルールを定めて、ルール内でマーケティング施策を行うことで合意を取っておくことで毎回稟議書を回す必要はなくなります。

 

5.大きな計画を立てたがリソースがない

どんな会社も決まって「計画はいいのだが、うちには実行できるリソースがない」といいます。予算が付けられないから実行できないのだ、ということもあります。だから何もできない、となってしまうと競合にたちまち追い越されてしまいます。

もし本当にリソースが確保できないのであれば、他社との協業も視野に入れてみてはどうでしょうか。ただ、コンテンツマーケティングの重要性を認識していないから予算がない、ということであれば、コンテンツマーケティングがなぜ大事なのかを再認識するところから始めましょう。

 

まとめ

上記の5つのポイント、いかがだったでしょうか。私が一番「おおっ」と思ったのは4番。かなり権限移譲が進んでいる環境にいてこのような問題から遠ざかっていたのですが、よくよく考えて見ればここで止まってしまっている企業は多いのではないかと思います。事前にルールを作って合意しておくというのは良いソリューションですね。その他にあげた問題も、コンテンツマーケティングを行う中で出会ったことがあるものばかりです。

事前に問題を想定しておき、対策を打っておきたいですね!

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