顧客に新しい体験を提供する上でのコンテンツマッピングの重要性

コンテンツマップ

本日も米国CMIのブログから皆さんにコンテンツマーケティングの最新情報をお届けします。

本日ご紹介する記事はコンテンツマッピングについて。原題は「Why Your Business May Need a New Content Map to Find Success」です。

コンテンツマップとは、ウェブサイトのコンテンツ構成をわかりやすく可視化したものです。
みなさんはコンテンツマップを作成していますか?面倒だから作成していない場合や、一度作成したけれども更新していないことが多いのではないのでしょうか。今回はこのコンテンツマップの重要性についてお話します。

コンテンツマップ

 

新しい戦略のみが新しい体験を引き起こす

コンテンツマーケティングを続けていると、既に行なっている施策からなかなか抜け出せずに、更に効果のあるマーケティング施策を打ち出すことが難しくなります。

 

既に行なっている施策を中断することはなかなか難しい決断であり、新しい施策がうまくいくとも限りません。大体の場合は新しいことをやるのではなく、今の施策をどうやって向上するかというところに落ち着きます。

 

しかし、昔の戦略をそのまま使うことで素晴らしい成果が出るなんて考えるでしょうか?答えはノーですよね。新しく戦略を立て直したほうが成功につながると考える人が多いと思います。

 

例えば、ペイドサーチに購入ページへの出稿のみを行なっていた企業がありますが、この戦略はどうなのでしょうか。購入ページだけではなく、顧客エンゲージメントを高めるページにペイドサーチから誘導するマーケティング施策もあります。今の施策が全て十分に行えているとは限らないので、戦略を立て直すことが重要です。

 

コンテンツマップから始まる新しい体験、新しい戦略

「私達はどんなストーリーを伝えたいのか」という問いから始めましょう。

その問いに答えるところから始めると、

  • 自分たちと競合との違い
  • どのような顧客に対してどのような情報を伝えたいのか
  • 正しい製品の選び方

など沢山の伝えたいことが出てきます。

 

ここでは、「もっとトランザクションを!」といって購買確率の高い見込み客のみを考えるのではなく、少し興味がある人などの潜在顧客に対して情報を提供することを考えましょう。

 

ウェブサイト、ソーシャルネットワーキングサイト、モバイル、コールセンター、多言語対応などと、現代は沢山のビジネスの窓口があります。これらの窓口を通じて、営業、マーケティング担当、企画、カスタマーサポート、広告代理店などが顧客に接触します。

 

このような多種多様な顧客接触がある中で重要となることは、一貫した「ストーリー」を持っていることです。「私達はどんなストーリーを伝えたいのか」というものが共有されていれば、すべての施策は一貫して実施することができ多大な効果を上げることができるでしょう。

 

この、「私達はどんなストーリーを伝えたいのか」を整理してわかりやすくしたものがコンテンツマップです。コンテンツマップを作成し、コンテンツ作成者だけではなくチームで共有することで、自分たちのストーリーを皆で共有することに繋がります。

 

まとめ

コンテンツマップはコンテンツ作成者のために作成する事が多いと思いますが、コンテンツマップを使ってチームの皆でストーリーをより具体的に共有できるということですね。ストーリーマップを作成していない方は今すぐに作成しましょう。情報が古く、アップデートされていない場合はアップデートしましょう。共有されるストーリーが古いままでは一貫した施策ができなくなります。

コンテンツマップの作成を通じて顧客に提供したい体験の明確化とその共有を進めていきましょう。

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