今回も米国CMIの記事を日本語で紹介致します。原題は「7 Ways to Use Google Trends to Punch Up Your Content Creation」というものです。
コンテンツを作る時に気になるのがユーザの動向。どんな情報を欲しがっている人が多いのかを知った上でコンテンツを作ることは重要です。いくらSEOで検索順位トップのキーワードがたくさんあっても、誰もほしがっていない情報ばかりでは意味がありませんよね。
今回はGoogleトレンドを徹底的に活用する方法を7つお伝えします。
1.キーワード調査を強化する
検索キーワードを調べることはオンラインマーケティングを行う上でとても重要です。Googleトレンドはキーワード調査の質を高めることができます。
上の図では「コンテンツマーケティング」と「インターネットマーケティング」の言葉についてトレンドを見てみた結果です。日本国内での結果を調べています。上のグラフから、「インターネットマーケティング」のほうが話題になっていることがわかります。しかし最近は「コンテンツマーケティング」の話題も増えており、長期的に逆転しそうということがわかります。
さらに、関連する検索キーワードが右下に表示されています「注目」ボタンを押すことで、検索した期間の中でトレンドが上昇している関連キーワードがわかります。これらのキーワードを追加して調査することでさらにトレンドの分析を進めると良いでしょう。
キーワードによっては、特定のイベント(ワールドカップやオリンピックなど)の直後に急上昇が見られるものもあります。
2.ウェブサイトのキーワードを調べる
あなたのウェブサイトのキーワードが適切かどうかを知ることができます。ウェブサイトを最適化しているキーワードについてトレンド検索を行い、その結果が下降基調であればキーワードを考えなおしたほうが良いかもしれません。
また、適切なエリアをターゲティングできているかどうかもわかります。あなたが特定のエリアを対象としたウェブサイトを運営しているのであれば、地域をあなたのターゲットに合わせてトレンドを調べると良いでしょう。
3.コンテンツのアイデアを見つける
Googleトレンドを使ってブレインストーミングをする事もできます。思いついた言葉でトレンド検索をしてみましょう。どのような変化があったのか、トレンドがスパイク(急上昇)している点はないかを見てみましょう。次に、関連キーワードについても同じように見ていきましょう。きっと何かに気づくことができるのではないでしょうか。さらにその中で急激増加しているものがあれば、そのトレンドに合わせた記事を書くべきだということです。
4.コンテンツカレンダーに活かす
コンテンツカレンダーを作るのは重要ですが骨が折れる作業です。Googleトレンドはその負担を少し軽減してくれます。キーワードによっては、1年のうちに周期的に上昇、下降しているものがあります。あなたのコンテンツにそのような季節トレンドを見せるキーワードをターゲットとしている場合は、トレンドが上昇する時期にそのキーワードの記事を書けば効果が最大になります。
5.動画コンテンツを計画する
動画コンテンツを作るにはまだ早い、そう考えている人も多いでしょう。しかし、本当でしょうか??『動画 ウェブサイト』でトレンド検索をすればきっと答えはわかるでしょう。あなたのコンテンツにとって動画コンテンツが早いかどうかは、条件の部分を「ウェブ検索」から「Youtube」としてトレンド検索してみてはどうでしょうか。あなたの顧客が動画を求めているかどうか分かります。
6.ブランドの確認
ブランドメッセージが古くなっていないかどうか、Googleトレンドで確認することができます。あなたのブランドのメッセージをトレンド検索してみましょう。その際は関連するキーワードや競合他社のブランドメッセージも同時に検索するようにしてください。他の関連キーワードと比較してブランドメッセージが適切かどうかがわかります。
ブランドがどう話題になっているかを知ることはとても重要です。Googleトレンドを利用してあなたのブランドのトレンド動向を監視し、スパイクしている時にはその原因を調べてみましょう。注意点として、反応がポジティブなものであれば良いのですが、ネガティブな記事によって話題となっている可能性もあります。
7.コンテンツとして活用する
Googleトレンドの検索結果は「埋め込み」ボタンを使用することでウェブサイト内に簡単に埋め込むことができます。トレンド情報を発信することで、あなたのウェブサイトの価値が上がるのであれば使わない手はありません。
まとめ
今回はGoogleトレンドの使い方について徹底的に紹介しました。Googleトレンドを知っていてもなかなかマーケティングに結び付けられていない方も多いのではないでしょうか。この機会にGoogleトレンドを使って新しい発見を探してみるのも良いかもしれません。