海外の一流コンサルタントが語る『優良顧客を作り出す』マーケティング方法とは

Jay氏によるキーノートスピーチ

今回から先日取材してきたContent Marketing World Sydneyのレポートを更新して参ります。

まずはJay Bear氏のキーノートスピーチを紹介します。Jay氏は非常に著名なコンサルタントで、Fortune500社のうち29社のコンサルを手がけていて実践に基づいた話を聞く事ができました。

彼のコンテンツマーケティングはによるキーノートスピーチのテーマは「Youtility : Why Smart Companies are Helping not Selling」です。”売る”のではなく、”助ける”ことによって顧客との長期的な関係を創りだそうというものです。

 

Youtilityとは

Youtilityの例として出てきたのは、@HiltonSuggestsというツイッターアカウント。世界的ホテルチェーンヒルトンの公式Twitterアカウントの一つです。

「土曜日にダラスのマグノリアホテルの周りで良いレストランはない?」
というつぶやきに対して、
「~~~~~と~~~~~が素晴らしいです!両方共あなたのホテルから歩ける距離です。楽しんで!」
というリプライをしています。

ここで素晴らしいのは2点あり、1つは質問者はヒルトングループに滞在していないということ。もう1つは、ハッシュタグもついていない投稿に対して検索で見つけ出して返信をしていることです。

更に、仕事を探している人に対して地域密着型の求人サイトを案内している例もありました。

このように今は顧客ではない人を助けることにより、ロイヤリティを高め長期的な顧客とすることが大切とJay氏は述べています。

“Selling”と”Helping”は2文字しか違いませんが、生涯顧客を作るためには”Helping”が重要とのことです。

 

信用の重要性

Jay氏によるキーノートスピーチJay氏が話すには、57%の人がネガティブな情報を信じるのに対し、51%の人がポジティブな情報を信じているのだそうです。

ここで重要な事は、悪い話が信用される傾向にあるということに加え、情報を発信しても半分は信用されていないということです。

つまり、二人に一人は「あなたは嘘をついている」と考えているのです。Youtilityにより信用を勝ち取ることで大きく結果が変わってくるわけですね。

 

Youtilityの3類型

Youtilityは3つのカテゴリに分類できます。

1. self-serve information (情報のセルフサービス)

これは企業に何かを問い合わせたいと思わせる前に顧客の疑問を解決しようというものです。米国の遊園地のウェブサイトでは、ジェットコースターの情報を事細かに記述し、実際に乗車している動画まで配信することにより、サービスに対して一切の疑問も持たれないようにしているとのことです。

2. answer every question (全ての質問に答える)

顧客が持つであろう疑問に対して真摯に答えることが重要ということです。自社に都合の良い質問だけに回答するのではないというところがポイントです。アメリカのプール販売業者では、自社ではファイバー製のものを販売しているのですが、コンクリート製、ビニール製のそれぞれの利点と欠点についても正直に回答し消費者が困っていることをサポートする姿勢を全面に出しています。

3. real-time relevancy (リアルタイム)

顧客が必要な情報はその時その時により異なるので、適切な情報を適切なときに提供することが重要です。アメリカでは、ロープの結び方を解説するだけのアプリが多くダウンロードされています。普段は全く使わないキャンプ時などにいる時に、すぐにロープの結び方を参照したいときに便利だということで人気があるそうです。ウェブサイトではなくアプリなのでキャンプ中に素早く参照できるというところがポイントですね。

 

Youtilityを作る5ステップ

Youtilityを作る5ステップは以下の通りです。

1. discover customer needs (顧客ニーズを発見)

顧客のニーズを、アクセス解析ツール(検索キーワードなど)や、顧客のソーシャル上の投稿、顧客調査などを通じて発見する。

2. map needs to programs (ニーズに合う情報を届ける方法を決める)

情報を届ける手段としてはブログ、動画、電子書籍、書籍、イベントの開催などがあり、最適なものを選択する。

3. market your marketing (マーケティングをマーケティングする)

コンテンツは「火」であり、ソーシャルメディアは「ガソリン」。この火をどうやって広げていくかを考える。ソーシャルメディアではあなたの会社を宣伝するのではなく、このYoutilityを宣伝することを主題に運用する。

4. Make Youtility a skill, not a job (Youtilityは職務ではなくスキル)

「会社の誰を信用するか?」という調査では、「社内専門家>一般社員>CEO」という結果が出ている。Youtilityを発揮する為には職務は関係ない。スキルである。

5. Make Youtility a process, not a project (プロジェクトではなくプロセス)

プロジェクトには終わりがあるが、プロセスには終わりはない。変化続ける顧客ニーズに対応すべく、終わりなく日々継続的に改善を続けることが重要である。

 

最後に

歩きながらスピーチをするJay氏

Jay氏は最後に「コンテンツを作るのではなく、Youtilityを作ろう」というメッセージでこの講演を締めくくっています。

これはつまり、企業目線ではなく消費者の立場にたって情報を提供しましょう、というメッセージに他なりません。これはコンテンツを創りだす我々ライターーにとってものすごく重要なことではないでしょうか。

講演中はステージから降りて客席を歩きながら話をすることもあったJay氏。彼のYoutilityにかける想いがものすごく伝わってくるとても有意義な1時間でした。

今日の顧客獲得は非常に重要ですが、長期的なビジネスの展望を考え一生涯の顧客獲得を重視されるのであれば、今すぐYoutilityに取り組んでみましょう。

Content Marketing World Sydneyに参加してきました!

Joe氏との一枚

3月の5,6日に開催されたContent Marketing World Sydney(以下CMW)にYOSCAも参加して来ました。メディアスポンサーの日本SPセンターさん以外の参加は今回YOSCAが初とのこと。どのようなセミナーだったのか、これから数回に分けてレポートして行きたいと思います!

CMW Sydney開演

CMIのJoeさん

こちらは、主催のContent Marketing Instituteの創立者であるJoe Pulizzi氏による開会の挨拶の様子です。カンファレンスにはオーストラリア、アメリカの参加者を中心に数百人が集まりました。広告代理店やマーケティング会社から、マーケティング用プロダクトを扱っている会社や分析ツールの会社など様々な会社から参加していたようです。もちろん、YOSCAと同じライティングを専門している方も何度も見かけました。

CMWのセッション内容

このCMWですが、初日は「B2C」と「B2B」のセッションが、2日めは「コンテンツ」と「ソーシャル」のセッションがありました。YOSCAでは基本的に「B2C」と「コンテンツ」のセッションに参加致しました。もちろん一部の気になったセッションについてはその限りではありません。最新の事例や方法論を沢山吸収することができ、本当に参加してよかったと思いました。次回は9月にアメリカオハイオ州での開催が予定されているようなので、是非参加を検討してみてはいかがでしょうか。各セッションの内容についても、当ブログにて今後紹介をして参りますので、ぜひご期待ください。

Joe Pulizzi氏

頭の先からつま先までコーポレートカラーであるオレンジを纏ったJoe氏ですが、とてもフレンドリーな方でした。日本からの参加ということで歓迎して頂き、YOSCAメンバーも一緒に写真を撮ってきました。更に、日本のコンテンツマーケッターへのメッセージも頂いてきましたので、後日このブログでご紹介したいと思います。

Joe氏との一枚

 今後の当ブログの更新を楽しみにお待ちください!

Content Marketing World Sydneyに参加してきます!

CMW Sydney受付

Content Marketing World Sydneyに参加するためにシドニーにやって来ました!
Content Marketing Worldは米国のContent Marketing Instituteが主催している世界最大のコンテンツマーケティングのカンファレンスです。YOSCAとして最新情報をキャッチアップすべく参加することにしました。内容については追ってこのブログでご報告致します。

シドニーのオペラハウス シドニーのハーバーブリッジ

本日は受付と事前のドリンクパーティーがありました。ものすごく積極的に情報交換が行われていますね!初のアメリカ国外、オーストラリアでの開催とのことなのですがどうやらオーストラリア人が多いようです。日本人はたった5人しかいないようですが、これは負けていられませんね。

CMW Sydney受付 CMW Sydneyオープニングレセプション

メディアスポンサーの日本SPセンターの方々と事前の情報交換をさせて頂きました。更に本セッションの期待度が上がります。日本SPセンターは第1回から参加されていたようで、今回まで日本人唯一の参加者だったとのことです。YOSCAが日本人としては2社目の参加となります。受付で配られたものはこちら。イベントのパンフレットの他に、広告や缶詰まで入っています。

CMW Sydneyリーフレット CMW Sydney配布物

明日からの本セッション が楽しみですね!!随時このブログでレポートしていきますので、ご期待ください!

コンテンツマーケティングにおけるライターとして最も重要な6つのこと

米国のコンテンツマーケティングインスティテュートのブログに興味深い記事があったのでご紹介いたします。原題は「ジャーナリストを雇う前に確認すべき6つの質問」というものです。 コンテンツマーケティングにて重要なのはそのコンテンツ、つまり記事です。ここではコンテンツマーケティング時代のライターとして意識しておきたいポイントをかいつまんで解説します。

1. 記事・広告・編集の境界はもはや存在しないと認識すること。

コンテンツマーケティングでは広告と記事を分離せずに、タイアップ記事のような一緒にしたコンテンツを作っていく必要があります。以前は記事、広告、編集はすべて完全に分離されたプロセスの中で行われるべきだという考えが主流であり、それがメディアの「番犬」としての価値であると思われていました。しかし、コンテンツマーケティングを行う上では記事の中で商品を認知させ、価値を訴求するようにしなければなりません。ゲームのルールは変わってしまったのです。

2. 良い情報を書くだけでは不十分であるということ。

ライターはただ情報を提供するのではなく、物語(ストーリー)や戦略を描くことが求められます。あなたのブランドの長所(ユニークさ、競合との違いなど)を考え抜き、物語の語り手として顧客に響く物語を作り上げなくてはなりません。

3. ビジネスの根幹が何かということを言語化すること。

あなたのブランドを幅広い顧客に届けるための優れた方法、つまり、あなたのブランドの顧客にとっての価値が何なのかをしっかりと見極めなければなりません。そのためにはライティングのスキルはもちろん必要ですが、調査のスキルも同様に必要です。何を調べれば良いかがわからなければ、一次情報を手にいれることは出来ません。

4. 情報元をうまく利用する力があること。

本文の中に引用を入れることはとても効果的です。良いライターは何を引用し、それが人々の意見のように聞こえるのか、または単調/複雑/記者会見のように聞こえるのかを考え、どのように言い換えたり、わかりやすく解説したり、要約したらよいのかを知っています。

5. バズワード・業界用語の意味を正確に伝えること。

バズワードや業界用語を使用することはできるだけ控えるべきです。マーケティング担当者や取締役は自社の製品やサービスについて詳しいあまりに消費者の感覚と離れてしまっていることがあり、ライターは外部の視点で記事を書くことで企業と消費者をつなぐ役割を担っています。

6. 成功を定量的に定義できること。

あなたの製品やサービスにとってどの程度の価値をもたらすことができるのかについて、どの数値がどのように関連しているのかを理解する必要があります。ただ数値を並びたてるだけではダメであり、効率性やROIについて把握できる必要があります。 いかがでしたでしょうか?ここでは原文を凝縮した形でお伝えしましたが、より詳しくお読みになりたい方はぜひとも原文を参照してみてください。

新しいグーグルの基準、Author Rankとは?自分のコンテンツにオーサー情報を付加しよう。

コンテンツマーケティングとSEOは対立しない

従来のグーグルSEOで重要視されていたのはPage Rankですね。グーグルの創業者の一人にあるラリー・ペイジが発表した論文に基づくものです。学術論文と同じように、高評価のウェブサイトからリンクされているウェブサイトは評価が高いという理論を元にしたアルゴリズムです。もちろん今もその重要性は変わりません。

ただ、最近グーグルのアルゴリズムに新しいランクが加わりました。それがAuthor Rank(オーサーランク)です。これは記事のライターをランク付けするものであり、高評価のライターが書いた記事は評価が高くなります。グーグルはパンダ・アップデート、ペンギン・アップデートを経て被リンクからコンテンツの質を重要視するように変わってきています。コンテンツが良質かどうかを測定する一つの基準がオーサーランクです。このアルゴリズムはまだ正式稼働していないようですが、今後大きな意味を持ってくるに違いありません。

オーサーの設定方法

オーサーランクを評価されるためにはコンテンツに「誰が書いたのか」という情報を追加する必要があります。設定方法は様々な方法がありますが、一番簡単な方法を紹介します。それはgoogle+を使う方法です。

1. google+側の設定

google+で自分の「プロフィールページ」を開き、その「投稿先」という部分に登録したいWEBサイトのラベル(サイト名等)とURLを記入します。なお、グーグルによるとプロフィール画像が顔写真となっている必要があるようですのでご注意ください。

2. ウェブサイト側の設定

該当記事のページからrel=”author”属性を用いてgoogle+のプロフィールページヘリンクを設定します。具体的には以下のとおりです。

<a href="https://plus.google.com/******?" rel="author">Google</a> を<body>内に入れる。

または、

<link rel="author" href="https://plus.google.com/******?" /> を<head>内に入れる。

以上の設定によりコンテンツとプロフィールがリンクします。グーグルのサポートページにも詳しい方法が示されています。他にも方法はありますので興味がある方は調べてみてください。

 

オーサーランクが与える影響

このオーサーランクですが今後大きな意味を持ってくると想定されます。以前であればウェブサイトがペナルティを受けてしまったとしても、最悪別ドメインで同じウェブサイトを作成することによってペナルティを無効化することが可能でした。(もちろんウェブマスターツールを利用するのが先ですが最悪の場合を想定しました)
しかし、オーサー情報を登録していた場合は一度付いた悪い評価がずっとついてきます。一度ペナルティを犯してしまえば、そのオーサーはペナルティを消し去ることはできません。オーサーを登録せずにウェブサイトを運用することもできますが、将来はオーサー設定がSEO上必至になる可能性が高いので現実的ではありません。

将来的なオーサーランクの導入に備え、コンテンツを重視するグーグルの方針に則り、ユーザに対して有益なコンテンツを作っていくように心掛けたいですね。

コンテンツマーケティングを始めてみよう!コンテンツマーケティングを実現するためのステップ

以前の記事ではコンテンツマーケティングの概要をお伝えしまいた。今回はコンテンツマーケティングを始める前に知るべきことをお伝えします。
コンテンツマーケティングを実現するために必要なことは以下の3点です。

・情報を見つけてもらう
・顧客と継続的に接触し、育成する
・施策を分析しブラッシュアップする

このサイクルを回して長期的に顧客との関係を捉えていくことが重要です。
ここから各要素について解説していきます。

情報を見つけてもらう

いくら良質なコンテンツを作成してもその情報が誰にも見てもらえないのでは意味がありません。一人でも多くの顧客に情報を見てもらう必要があります。
インターネットでのコンテンツマーケティングの場合、SEO、SEMやソーシャルメディアでの拡散などがここに該当します。
従来のSEO/SEMでは、「ランディングページ」に着地させて「コンバージョン」を得ることを目的にしていましたが、コンテンツマーケティングの場合は「コンテンツページ」に着地させて「リード(潜在顧客)」を集めることです。
あくまでもリード獲得が目的であり、この段階でのコンバージョンを目的とするものではありません。
ソーシャルメディアマーケティングとしてシェアを増やすための施策も重要です。

顧客と継続的に接触する

リードを獲得した後に継続的に接触することによって顧客に自社のプロダクトについて知ってもらいます。ここで鍵となるのが良質のコンテンツ。
単なる営業資料ではなく、顧客の興味関心に訴えかけ、顧客の知りたい情報を提供することが重要になります。コンテンツにより顧客を満足させつつ、自社のプロダクトへの理解を深めてもらうことが目的です。
手法はウェブサイト、メールマガジンなどなんでも構いません。とにかく顧客を満足させるコンテンツを提供することです。

コンテンツマーケティングとは?従来のマーケティングとは何が違うのか。

そもそもコンテンツマーケティングとはなんなのか

昨年2012年はコンテンツマーケティングの年と呼ばれていたほど盛り上がっているコンテンツマーケティングですが、そもそもコンテンツマーケティングとは何なんでしょうか。
ちなみにインバウンドマーケティングとも呼ばれますが、本ブログでは同じものとして考えています。

「コンテンツマーケティングとはSEOです!ソーシャルメディアです!」という意見をよく見かけます。
SEOもソーシャルメディアもコンテンツマーケティングの1要素ではありますが、これは正しくありません。

従来のマーケティング(アウトバウンドマーケティング)に対する新しい手法としてインバウンドマーケティング(コンテンツマーケティング)があります。
従来のマーケティングとは、テレビCM、バナー広告、ダイレクトメール、展示会などのことを言います。これらはどれも消費者がその情報を欲しがっているかどうかにかかわらず、企業側から消費者側へ発信するものです。
これに対して、コンテンツマーケティングは有益な情報を発信しておき、消費者が検索などの行動を通じて自発的に用意している情報にアクセスしてもらうことに主眼を置いています。

ただ、コンテンツマーケティングは単に良質なコンテンツを用意するということだけではありません。
SEO/SEM、ソーシャルメディアマーケティング、メールマーケティング、等のマーケティング手法もひっくるめた形がコンテンツマーケティングです。
コンテンツと一口に言ってもウェブサイトの他にメールマガジン、動画、フェイスブックページなど様々なコンテンツ形態を使うことになります。
これらの要素を効果的に組み合わせること、それがコンテンツマーケティングです。

コンテンツマーケティングの概念

従来のマーケティングでは商品を欲しがる顧客に対して商品情報を発信し、いかに購入につなげるかということに主眼が置かれていました。
コンテンツマーケティングでは、プラットフォーム、メディア、プロダクトに主眼を置くのではなく、人間(ユーザ)を中心に据えてマーケティングを行います。
いわば、人間同士の付き合い方を企業間、又は企業と消費者の関係に応用したものです。
友人に何かを聞いた時に自分が求める答えを返さずに自らの主張ばかりされるのは困りものですよね。それよりも自分にとって有益な情報を常に与えてくれる友人がいれば、誰しもがその人を信頼するのではないでしょうか。
更に、その友人が自分が抱えている問題を解決するソリューションを持っていることがわかった時に、人はその友人に助けを請うのではないでしょうか。
この友人を企業に置き換えてみましょう。なにか困ったとき、つまりソリューションやプロダクトを必要としている時に、信頼出来る企業から購入したいと考えます。
潜在顧客に対してこの信頼関係を醸成し、見込み客を獲得すること、これがコンテンツマーケティングの最終的な目標となります。

コンテンツマーケティングではコンバージョンまでの時間を長期的に捉える必要があります。信頼関係を醸成し、ユーザのエンゲージメントを高める期間が必要だからです。
ただ、一度この信頼関係を築くことであなたの顧客は優先的に(競合他社ではなく)あなたの製品を購入してくれるようになるでしょう。