コンテンツマーケティングにやり過ぎはあるの!? 3つの視点。

コンテンツマーケティングにやり過ぎはあるのか

本日はCMIのブログから気になった記事をお届けします。

「あなたはコンテンツを作りすぎている!」

そんなことを言われた時に、コンテンツを作りすぎてデメリットはあるのか、少し戸惑いますよね。

アメリカの専門家達がコンテンツの過剰なばらまきに関しての持論を展開しているので3つにまとめました。

1、質を落としてはならない

量ではなく質を考えるべきであり、質も悪いコンテンツがたくさんあっても意味がありません。ビジネス目的に対して、どれだけ効果がある、意味があるコンテンツを揃えられるのかということが重要なのです。

そのコンテンツは顧客との対話を増やしているか、関係性を強化しているか、あなたの製品を売ってくれているかというところを考えてみましょう。

闇雲にコンテンツを量産してもマーケティングの目的は達成出来ません。それどころか、重要なポイントが曖昧になり、顧客の理解を妨げる結果となってしまいます。戦略的に計画し、投稿されるコンテンツのほうがブランドのメッセージを正しく伝えるには効果的なのです。

もちろん量も重要であり、多種多様なコンテンツを様々なチャネルから発信することの重要性は変わりませんが、質を落としてはいけないということです。あなたの顧客にとって、他のコンテンツよりもあなたのコンテンツが読みたい、そう思ってもらえるようなコンテンツを作ることを忘れてはいけません。

 

2、伝わりやすく

それでは、コンテンツの量や投稿頻度ではなくコンテンツの長さはどうでしょうか。

専門家の一人であるC.C.チャップマンは「ミニスカートアプローチ」というものを提唱しており、重要な部分をカバーするに十分であるが、冗長ではなく面白いコンテンツが良いと言っています。つまり、顧客の求める内容がわかりやすく伝わるコンテンツを作ることを推奨しています。

記事を読む人も忙しい場合が多く、短時間でポイントを掴みたいと考えています。例えば副見出しを使ってコンテンツをわかりやすくしたり、重要点を太字や下線などで強調したり、1つの記事で全て書くのではなく関連記事に誘導したりということもコンテンツの質を上げるためには重要です。さらに、内部リンクから別の有益な記事を発見出来ればサイト自体の信頼性も上がっていきます。

逆に量や頻度を気にするあまり、稚拙なコンテンツを提供してしまえば、他のコンテンツも同様の評価を受け逆効果となってしまうでしょう。

 

3、何が効果的か分析しよう

マーケッターの仕事はコンテンツを作ることだけではありません。コンテンツの量について分析することも重要です。

適正なコンテンツ量については顧客が決めるものであり、マーケター側で決定できるものではありません。試行錯誤を続けていく中で適正コンテンツ量がわかるものです。

例えば、コンテンツ量を20%ほど減らしたところ、KPIが上昇したという事例もあります。今のマーケティングツールを使えば、どの記事が効果的だったか、どの記事があまり効果がなかったかがわかります。効果が低いコンテンツが多い場合は、コンテンツの量を減らしてその分質をあげることを考えてみてはいかがでしょうか。

ある一定量まではコンテンツ量が重要になってくるのですが、それを超えると量を増やしても売上に結びつかなくなって来る時があります。そうなった時は量を増やし続けるのではなく、質を改善したりする方向を考えてみてはいいのではないでしょうか。

 

まとめ

コンテンツマーケティングにおいて量も重要であるが、それ以上に重要なのが質です。
闇雲にコンテンツを作り続けるよりは、少ないながら良質なコンテンツを作ったほうが効果がある事が多いようです。質と量の上手いバランスを取りながら、各種分析ツールを使ってどんどん効率化していくようにしたいですね。

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