
YOSCAはノマドワーキングスタイルを取っています
株式会社YOSCAは今のところ固定のオフィスを構えておりません。
なぜオフィスを構えずにやっていこうと決めたのか、それにはいくつか理由があります。
- パソコンとネット環境があればどこでも仕事ができるから。
- 固定費を削減できるから。
- 通勤時間がもったいないから。
- まだ組織が小さくて実験しやすいから。
- 固定観念にとらわれない仕事の仕方を望むから。
- 仕事は結果、納品物で判断されることを意識しやすいから。
社員や社外の友人には、通勤時間が浮くこと、通勤ラッシュに巻き込まれないことが直接的なメリットとして好感触です。
オフィスを構えず仕事をしているケースは最近ではさほど珍しくはないですが、
社員を抱えていたり、複数のパートナーがいる組織体でオフィスをもっていない事例は多くないと思いますので、
ノマドワーキングスタイルを導入して約半年になりますが、その短い時間で得た気付きを書いておこうと思います。
どこで働いているの?
オフィスがないというと、どこで働いてるの?とよく聞かれます。
これは人それぞれなのですが、自宅のケースが最も多いです。
僕はうろちょろしたいタイプなので、都内各地でネットが繋がって、座れるところがあればどこでも仕事できるのですが、
メインはシェアオフィスを利用させてもらっています。
スタートアップに優しく、期間限定で無料でお借りしてます。(こちらです。http://www.gooya.co.jp/hub/)
その他、カフェやコワーキングスペースも利用しながら仕事しています。
週に一度は顔を合わせて打ち合わせをすることにしていますが、その時はカフェやレストランだったり、大学の学食を使用しています。
集まることが無理な場合はビデオチャットで済ませるときもしばしばです。
ノマドスタイルで感じたこと
顔の見える距離で仕事をしている訳ではないので、
自分が仕事をしていなくても、回りが仕事をしていなくても分からない環境です。
仕事を強制される環境ではないので、自律できないと難しい環境でもあると思います。
しかし、幸いなことにこの半年間、微塵も不安に感じることはありませんでした。
業務の進捗が芳しくないことも、あらかじめ早期に確認して対策を講じることができていました。
むしろオフィスがないことで、直接会ってミーティングする時の密度が高くなったり、
コミュニケーション量が増えている気さえします。
オフィスがある時には、いつでも話せるという意識があるのか、無駄話が多く、重要な会話が少なかったり、
いつでも会えるからと無駄に社員間のミーティングの回数が増えるといったことがあるのかもしれません。
そして、一番重要な気付きは、ノマドワークスタイルはメンバー間の信頼の元に成り立つということです。
これまで距離が離れていても安心して業務を任せられていたのは、 お互いに信頼関係が成立していたからです。
一方が信頼しているだけでは成立せず、相互の関係が重要です。
やること(目的)が明確で、ひとりひとりの自分の役割を認識し、信頼関係の元に成り立っている環境であれば、
オフィスの有無はパフォーマンスに関係ないといえるかもしれません。
もちろん、スタートアップが故に成立している部分や、小規模の組織だからできている側面も否めませんが、
今の倍の規模になってもノマドワーキングスタイルを貫ける信頼関係で結ばれた組織でありたいです。
また今期が終わった頃や、仲間が増えた時に振り返ってみようと思います。

YOSCA編集部

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