ひきつづきContent Marketing World Sydneyのレポートを続けていきます!クラフト社は顧客を退屈にしないために徹底的に消費者目線のコンテンツマーケティングを行なっていました。
コンテンツマーケティングの概要
クラフト社のコンテンツマーケティングでは、WEB、モバイル、SNS、紙媒体、メールなどの数多くのチャネルに展開したオウンドメディアに良質なコンテンツを載せて顧客に届けるということをしています。全ての根底にある者は「素晴らしいコンテンツ」です。このコンテンツがあるからこそ、シェアされて、また他者のニーズ・ウォンツを満たすという良い循環に入ることができます。
素晴らしいコンテンツのレシピ
以下のポイントがあるとクラフト社は言います。これらのポイントを抑えたコンテンツを作成していくことでコンテンツが蓄積されると言います。
Credibility+Purpose / 信頼性と目的
各コンテンツの目的をはっきりとさせて、信頼してもらえる情報にする。
Insightful / 洞察力
単に情報を並べるだけではなく、そこから見えてくることについても言及する。
Charisma / カリスマ性
言葉では表しにくいですが人を惹きつける力があると強いです。
Velocity / 速度
コンテンツは鮮度が命。顧客が欲しいと思っている時に情報を届けよう。
Execution / 実行
とにかくやってみないと結果は出ない。
コンテンツを届けるために大事なこと
コンテンツは作って終わりというものではありません。それを読んでくれる人がいなければいけないからです。
どう届けるか、というところは多数の独自チャネルを使うことで様々な顧客に届けることができます。多くの購読者がいるSNS、メールマガジンに情報を流し、サイトに誘導します。さらに、そこからのシェアを誘発するように設計することで、顧客が他の顧客を呼ぶ良い循環が生まれるようにしてあります。
忘れてはいけないことが成果を測定すること。測定しつつ、状況に合わせて戦略を変えていく。これが一番大事ですね。
クラフト社のコンテンツマーケティングから学べること
クラフト社の顧客は多種多様なので、各ニーズに合わせた様々なチャネルを使っています。顧客のターゲットに合わせたチャネルを使うことが重要ということです。業種、製品によって顧客のタイプは異なってくると思いまので、その顧客に合わせて効果的なチャネルを使うようにしましょう。コンテンツの重要性および定期的に測定することの重要性はこのブログを読んでいる方であればご存知でしょうが、手を抜いてはいけないところです。スライドのところどころには美味しそうな食べ物の写真が散りばめられていました。これもKraft社ならではのコンテンツ作りですね。