前回に引き続き、今すぐマーケティング施策に使えるテンプレートとチェックリストとコンテンツマーケティング施策をご紹介します。前回は顧客、コンテンツ及び組織についてのチェックリストでどちらかと言うと事前に考えておくものでした。今回は毎日のライティングに活かせるチェックリストです!
制作とデザインに関するテンプレート
8.読みやすさのチェックリスト
読みやすく、ページ遷移がしやすいウェブサイトにするためのチェックリストです。読者は最初、「読む」のではなく、「全体を眺める」ように閲覧します。原文は英語前提で書かれておりますが、日本語の文章でも使えるようにして紹介します。
- 行間に注意する。デフォルトよりも多めに行間を取ると良い
- 大文字を多用し過ぎない。大文字は目立つが読みにくい。日本語では漢字の多用について同じ事が言えるのではないでしょうか。
- 横に長い文章を避ける。文章が横に長く続くと目の移動が多いだけではなく、行を見失ったりするなど読み手に対してストレスになります。
- コントラストをはっきり付ける。本文の左右にはホワイトスペースを設けて段落を目立たせたり、各見出しを識別しやすいようにデザインすることで本文に注目させます。
- 文章の回りこみをしない。読み手がテンポよく読めるように配慮しましょう。回りこみが多いとその度に読む店舗を変えなくてはならず、ストレスとなります。
- 見出しを短くする。見出しに盛り込みたいことは色々ありますが、長くとも1行で収まるようにしましょう。また、名刺、動詞、目的語といった文章にする必要もありません。
- 細かいところに配慮する。難しい単語を使ってないか、人名の途中に改行が来ていないかなど細かい点をしっかり確認しましょう。
9.キラーコンテンツのチェックリスト
各コンテンツをキラーコンテンツにするためのチェックリストです。各コンテンツは以下の様な構成にしましょう。もちろんこのリストは記事のページだけではなく、全てのページについて同じ事が言えます。
- 見出し。<h1>タグを使用して、重要キーワードを入れるようにしましょう。顧客にわかりやすく、かつSEOにも効果的です。
- 副見出し。顧客は読む前に全体構造を把握しようとします。見出しを呼んでこのページがなにについて言及しているのかをわかるようにしましょう。
- 画像。人間はやはり画像があると注目するようになっています。記事の内容に関連した、目を引くような画像を載せましょう。SEOの観点も忘れずに、ファイル名やaltタグには重要キーワードを入れることをお忘れなく。
- リスト形式。リスト形式を使うことは非常に効果的です。本文章もリストの中に書かれていますが、読者にとって読みやすく理解しやすいものになります。
- アクションを促す。記事の最後には次のアクションを促すようにしましょう。ボタンは大きめに、目立つように配置しましょう。
原文:Killer web content template
10.価値のあるコンテンツを作る上でのチェックリスト
価値のあるコンテンツは「見つけやすい」「読みやすい」「理解しやすい」「次の行動につながりやすい」「シェアしやすい」の5つの要素を満たしています。この各要素毎の観点であなたの記事を確認するようにしましょう。欠けている所があれば追加しましょう。
原文:Creating valuable content checklist
11.タイトルのチェックリスト
繰り返しになりますが、記事のタイトルはとても重要です。以下のリストを活用して効果的なタイトルを付けるようにしましょう。
- 顧客に対する利益が明示されているか
- 信頼性や緊急性が感じられるか。主に数字を使うことで信頼性が向上されます。
- 顧客にターゲティングで来ているか。あなたのための記事です、と思ってもらうことが重要です。
- 競合サイトのコンテンツのタイトルと差別化ができているか。
- 印象に残るタイトルになっているか。
- 曖昧でなくわかりやすいタイトルになっているか。
- 内容はそのまま、可能な限り短くしたか。同じ内容をできるだけ短く伝えられるタイトルにしましょう。
- 副題を付ける場合は、メインタイトルの内容に追加情報を与えるようになっているか。
- SEOの観点で重要キーワードを盛り込んだかどうか。
- 最後に、これらのチェックリストのうち複数使用しているかどうか。組み合わせることで良いタイトルになります。
12.キーワードのチェックリスト
SEOの観点からのキーワードのチェックリストです。記事を書く上で避けて通れないのがSEO。サイトで狙いたいキーワードを以下の観点からチェックしてみましょう。
- キーワードを探しましたか?検索数がある程度有り、あなたのサイトが弱いキーワードを探しましょう。
- あなたのビジネスに関連したキーワードになっていますか?
- 有料検索でキーワードを購入していますか?うまくいけばお金を払わなくても良くなるかもしれません。
- 既にそのキーワードでランクインしていますか?
- 記事にキーワードはうまく散りばめられていますか?1記事に3~5回ほど出現すると良いでしょう。
- そのキーワードからのトラフィックはどのくらいありますか?
- 類似キーワードからの流入があるか?
- そのキーワード、又は類似キーワードはコンバージョンしているか?
- 次のアクションがページにあるか?
- 内部リンク戦略に合う関連ページがあるのか?
- 将来の記事との親和性はあるか
- ドメイン名にキーワードは入っているか?
原文:Keyword selection checklist
まとめ
長くなってしまったので本日はここまで!これらの項目を全てしっかりとやればとてもよいコンテンツマーケティングができそうですね。
後編では、プロモーションなどに関するチェックリストをお伝えします!前編がまだな方はぜひ併せて読んでみてくださいね。
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