AI利用ガイドライン

AI技術の進化により、生成AIは業務効率化やコンテンツ制作など多岐にわたる分野で活用されています。しかし、その利用にはリスクや倫理的な懸念も伴います。株式会社YOSCA(以下、当社)は、生成AIの適切な利活用を促進し、リスクを最小限に抑えるため、本ガイドラインを策定しました。

ガイドラインの対象者適用範囲

本ガイドラインは、当社の全従業員および当社が提供するすべてのサービスに適用されます。また、当社と協力するパートナー企業や外部委託先に対しても、本ガイドラインの遵守を求め、生成AIの利用におけるリスク管理と倫理的配慮を徹底します。適用範囲には、生成AIによるコンテンツ制作、データ分析、顧客対応など、当社内での生成AI活用のあらゆる場面が含まれます。

ガイドラインの更新と見直し

最新の技術動向や法改正に対応するため、定期的に本ガイドラインを見直し、必要に応じて更新を行います。更新が行われた場合は、全従業員に対し適切な通知と教育を実施し、ガイドラインの内容が確実に理解・遵守されるよう努めます。また、必要に応じて外部の専門家とも連携し、最善のガイドラインを維持していきます。

生成AI利用の基本方針

最終的な判断や責任は常に人間が負います

当社は、生成AIを人間の意思決定を支援するツールと位置付けています。生成AIの出力結果を利用する際、最終的な判断や責任は常に人間が負います。すなわち、AIを用いて出力した成果物に瑕疵があったとしても、その責任はAIではなく、当然それを生成した人間、すなわち当社にあります。この方針を実現するため、過度な依存を避け、必ず人間が出力内容を検証・確認します。

セキュリティとプライバシー保護

生成AIの利用においては、機密情報や個人情報の取り扱いに細心の注意を払います。AIの再学習にデータを利用される設定を解除することを必須とするなど、AIに入力されるデータの管理を徹底し、機密情報や個人データが無断で利用されることを防止します。
※プライバシーポリシーは別途こちらに記載しています。https://yosca.jp/privacy-policy/

 利用シーン別の方針

生成AIの活用は、その利用シーンに応じて適切な指針に従う必要があります。当社では、以下のようなシーン別に生成AIの利用方針を設定しています。

  • テキストコンテンツ制作:生成AIを用いて、記事やソーシャルメディア用のコピーなど、テキストコンテンツを作成します。この際、生成内容がYOSCAのブランドイメージや品質基準を満たすよう、最終確認と修正プロセスを必須とします。
  • データ分析および予測:大量のデータを解析し、洞察や予測を得るために生成AIを活用します。生成された結果については、追加で人による検証を行い、意思決定に活用する前に正確性と信頼性を確認します。
  • カスタマーサポートの補助:より迅速な顧客対応のため、チャットボットやFAQ自動応答に生成AIを活用します。生成AIによる回答の内容が正確であるか、常に検証とアップデートを行います。

社内教育とリテラシー向上

  • 定期的なトレーニングの実施
    生成AIの基礎知識、ガイドラインの内容、リスク管理に関するトレーニングを全従業員に対して実施します。トレーニングの内容は、法改正や技術進展に合わせて更新され、最新の情報を反映します。
  • リテラシー向上プログラム
    社員が生成AIを効果的かつ安全に活用できるよう、リテラシー向上のためのプログラムを設けます。このプログラムでは、AIの出力の信頼性を評価する能力やプロンプト設計の基本など、実践的な知識を習得できる機会を提供します。
  • 利用ガイドラインの周知徹底
    社内にて生成AI利用ガイドラインの内容を広く周知し、具体的な使用方法や禁止事項が従業員にしっかりと理解されるようにします。

おわりに

本ガイドラインを遵守し、生成AIの適切な利活用とリスク管理を徹底することで、当社は安全で信頼性の高いサービスを提供してまいります。

(適用日:2024年12月27日)

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