【書籍出版のお知らせ】『入門SEOに効くWebライティング』出版の理由とこれまでの流れ
( 最終更新日:2020年5月16日)
今月11月27日に、SBクリエイティブさんから、『入門SEOに効くWebライティング サイトの価値を高める正しいコンテンツの作り方』(税込1,998円)を上梓いたします。
amazonなどWeb上では27日、全国各書店には30日に並びます(早いところでは28日)。
出版にいたった経緯
2015年6月、SBクリエイティブさんに「Webライティングに関する書籍を作りたい」とお声がけいただいたことがきっかけで、この企画がスタートしました。このご相談は、もともと弊社で抱えていた課題とも一致していたんです。
それは、 「SEOという言葉をほとんど聞いたことがない」、「聞いたことはあるけどよく知らない」、「コンテンツをどうやって戦略的に作るのかわからない」という方々が、目的をしっかりと決めずにライティングを外注してしまい、成果をあげられず失敗していることが多いということです。また、一度失敗してしまうと、なかなか外に出すこともできず、結果としてコンテンツ制作が遅々として進まないという悪循環に陥ってしまいます。こうしたねじれに対して、啓蒙していかないといけないという課題を抱えていました。
そこで書籍を通じて、上記のような方々や、その他に、これから新たにオウンドメディアを作ろうとしている方、コンテンツを制作しようとしている方をメインの読者に据え、ここは最低限押さえてほしいSEO の基礎知識から、どんなコンテンツをどう戦略的に作るのか、本質的な考え方をお伝えできればと思い執筆する運びとなりました。
また、SEO の基礎知識やコンテンツ戦略について、弊社の視点だけでなく複数の視点で情報を精査し、発信していきたいと思い、普段から懇意にさせていただいている株式会社クリスクのコンサルタント 中島 健治氏と、インタラクティブプロデューサー 石村 浩延氏に共著者として声がけいたしました。網羅的に情報を詰めつつ、入門知識の範囲ではかなり深ぼった詳しい内容になっているので、これからSEOやメディア担当として仕事していく方の参考書として使っていただければと幸いです。
企画から出版までの流れ
6月15日に企画がスタートしました。6月中に仮の構成案を提出するのと並行して、クリスクさんにもお声がけ。その後、何度か打ち合わせをもって、7月21日に構成案がおよそ出来上がり、SBクリエイティブさんの承認とともに執筆が始まりました。書籍を企画が0の時点から作り上げていくことは初めてだったこともあり、慣れ親しんだWebサイトを0から立ち上げるイメージで構成案を考えていったことを覚えています。
そこから一ヶ月ほどかけて、一部のパートを初稿として書き上げ、最適な構成(文字の大きさから、見出し、行数など)、表現方法(デザイン含む)を詰めていきました。まだ何も決まっていない中で、とりあえず書いてみる段階なので、まだどんなものになるのかはっきりとイメージはできていなかったですね。
次の流れとして、9月の15日を一旦の目標とし、一つのパートを著者それぞれで書き上げていきました。書いていく中で、想定読者に対して不足している情報などを補完するために、構成に追加を加えるなど、最後まで調整しながら進めていました。その後、残りのパートの執筆も開始し、書いては戻していただいた原稿を追記、編集を繰り返し、10月20日頃にはある程度書き終えました。
その後、パートごとに入稿データを確認し、ページの空きを埋めるなどの追記を11月4日までに行い、出来上がった最終入稿データ(デザインも決まったもの)を最終校正。これを12日に終わらせ、著者の手から離れていきました。
企画に1カ月、執筆に2カ月強という期間で進めてきた、このプロジェクト。ようやく日の目を見ると思うと、喜びもひとしおですね。
内容紹介
はじめに
目次
Chapter1 検索上位を目指すために必要な知識
Chapter2 目的に合わせたWebサイトの企画
Chapter3 目的別の執筆テクニック
Chapter4 効果を高める編集テクニック
Chapter5 サイト構成の最適化を行う
Chapter6 SEO効果を測定する
あとがき
(全248ページ)
SEOはテクニックの部分がフィーチャーされやすく、また変化しやすい部分です。そうしたことではなく、汎用的で少しでも長く役に立つ書籍でありたいと思い、そうした内容を盛り込むようにしています。少しでもお手に取っていただいた方の事業、サービスに役に立つことを願います。
ぜひお見かけした際には、一度お手に取っていただければと思います。
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