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第3回ライター勉強会「ロケニュー編集長×元ギズモード編集長が教える『あの記事のつくり方』」開催

最終更新日:2022年2月4日)

2016年12月13日、東京・上野の「いいオフィス」にて、LIG社とYOSCA共同で第3回ライター勉強会「ロケニュー編集長 × 元ギズモード編集長が教える『あの記事のつくり方』」を開催しました。

今回のゲストは、『ロケットニュース24』の編集長・GO羽鳥さん、『ギズモード』の元編集長で株式会社HF.M代表取締役の大野恭希さんのおふたり!

弊社代表・宮嵜と、LIG社のLIGブログ編集長 渋谷さんはファシリテーターとして登壇。

弊社宮嵜

そして、参加者の方には「#ライター勉強会」というハッシュタグで自由にツイートしていただきました。
※ご興味ある方はリンクからツイートを辿ってみてください。

そこで今回は、参加者の方々がTwitterにて発信いただいた内容をピックアップし、
・メディア(編集者)
・ライター
の2つに分けて、みなさんのお役に立ちそうな要素をかいつまんで紹介させていただきます!

メディア(編集者)として大切なこと

ギズモード元編集長 大野恭希さん

大野さん曰く、メディア運営にはコンプライアンスの徹底が欠かせないとのこと。

「編集者はクレイジーでもいい。マーケティングに偏りすぎたり、法律、倫理面から考えられる人がいて、その両輪があることが大切です。そのバランスが崩れていたのが今回のキュレーション問題なんじゃないかと」

ネットを騒然とさせたキュレ―ション問題は未だ尾を引いていますが、それについても大野さんはプラスに捉えていました。

「今回の騒動によって、まっとうにメディアを作っている人たちが評価されるようなきっかけになると思っています」

ロケットニュース24編集長 GO羽鳥さん

GO羽鳥さんは、だれもやっていないことを記事化するとヒットする、と記事ネタの極意を紹介。

「日にちが経つと自分の中で熱が冷めてしまうので、スピード重視で書くべきです」

ライターの採用について

また、ライターの採用についてもお二人に伺ったところ、GO羽鳥さんはテスト原稿で判断するそう。

「ライター採用は、テスト原稿でほぼ決まります。テスト原稿が最後まで面白く読ませるものかどうかが重要です」

ソースがある原稿とオリジナルの原稿の2種類を提出させるとのことでした。

一方、大野さんはネット上での信頼がカギだと説明。

SNSなど、ネット上での発信もすべてセルフブランディングにつながる時代。
個人で活動している方は、どのように情報発信するべきか考える必要がありますね。

ほかにもいくつか、みなさんのツイートをご紹介します。

・炎上対策について

メディアを読者の下位に置き、謙虚な姿勢で書くのが大事だそう。
大野さんもGO羽鳥さんも同じ意見を持っていらっしゃいました。

・ライターの育成について

読ませる原稿を作るためには、読者目線が欠かせません。
毎回意識して執筆すれば、読者目線が自然と身に付いていくわけですね。

ライターとして大切なこと

大野さん曰く、必要とされるライターとは

「自分がこの記事を書いて何を成し遂げたいのかという使命感がある人。そして人の洞察とか観察をして、察知する能力がある人」

とのこと。さらに、

「ライターとして記事を書くからには、人が今どんな情報を求めていて、自分がどんなものを発信できるのかを考え続ける必要がある」

と補足しました。

GO羽鳥さんは

と、実力のあるライターとしてあひるねこさんを紹介しました。

また、ライターにとって編集者は成長のカギとなる重要な存在です。
勉強会を通じて、こんな意見もみられました。

ライター業に壁を感じている方は、ブレイクスルーのきっかけとして編集者の指導を受けるのもオススメですね。

次回勉強会のお知らせ

質疑応答後も両編集長のまわりには長蛇の列ができ、勉強会は大盛況でした。
ご参加いただいた方からは、こんなうれしい感想も。

次回のライター勉強会は2017年2月6日(月)です!
テーマは「弁護士に聞く!ライター、編集者が知っておきたい著作権の話」。
ITに強い弁護士 中野秀俊さんをお招きし、著作権、その他契約周りの法律知識について、具体例を交えてお話しいただきます。
お申込みはこちらから!

弊社のFacebookページなどで随時情報を発信していきますので、チェックしてくださいね。

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秋カヲリ
文筆家/心理カウンセラー/1児の母。だれしもが自己受容できる文章を届けたい。自著『57人のおひめさま 一問一答カウンセリング 迷えるアナタのお悩み相談室』https://amzn.to/2Yr4PKs HP/MAIL≫https://bit.ly/3dDk9rZ