3期目の振り返りとWebライターに求められる変化
( 最終更新日:2020年5月16日)
4期目を迎えてもう2ヵ月も経っているのですが、3期目の振り返りをメモしていただけで発信していなかったのでブログに簡単にまとめようと思います。
3期目に感じたWebライティング業界の変化
2014年はコンテンツマーケティング元年とも言われていたようで、実際問題コンテンツを必要としている企業はグンと増えました。
はじめはSEO企業さんやWeb制作会社さんからのご相談が多かったですが、最近ではもっぱら自社オウンドメディアのWeb担当者さんからの相談割合が圧倒的に増えました。
お付き合いさせていただいた企業さんのジャンルも本当に多様で、依頼内容もかなり細分化されてきました。
業界の大きな変化としては、
- ライターの職歴、強み、専門性を基準に依頼する企業さんが増えた
- 一次情報コンテンツの重要性の認識が広まってきた(取材記事作成の相談が増えてきた)
- インハウスでSEOに取り組んでいる企業さんからの相談が増えた
- Web初心者の担当者さんからの相談も増えた
を感じました。
総じて、ライティングを外注するハードルはどんどん下がってる一方で、企業ごとのWeb担当者のリテラシー格差がかなり広がっている感じです。
コンテンツマーケティングの裾の尾が広がっていくことは業界としては良いことですが、ライティング会社でもある程度Webマーケティングに関する担当者への啓蒙が必要になってきています。
我々ライティング業1本に絞っている会社としては、知り合いのSEOコンサルタントと一緒に取り組むか、担当者さんにWeb知識がそこまで無くても、何をどうやって発注したらいいのか簡単に分かるよう手引きして、結果としてメディアにポジティブな効果が現れることを実感してもらえるような流れを作っていく所存です。
Webライターに求められること
ライティング業界の変化に合わせて、Webライターに求められることも変わってきています。文章がある程度しっかり書けなきゃ話にならないですが、うまくても仕事につながりません。
今後Webライターに求められていくことには、主に
- 取材する力
- 専門性/オタク力
- Webマーケティングの知識
- コンテンツの提案力(テキスト以外の表現。画像、動画など)
- 依頼主が求めていることを把握する力
が挙げられます。
Web上にないオリジナルな情報や、専門性の高い情報を必要とするメディアが増えてきたことで、ライターの取材スキルや、ライター独自の強み、専門性はますます求められるようになってきました。
また、紙の業界で実績があって取材力があるライターでも、「Webマーケティングの知識」が備わっていないと、依頼主が求めている内容とは乖離してしまって、継続的な依頼に繋がらないことも出てきています。駆け出しのライターは、依頼主が求めていることをヒアリングする力、理解する力も備えておきましょう。
簡単に3期目を通じて感じた変化をお伝えしてきましたが、4期目のYOSCAでは、これらの変化に向けて用意してきた新サービスの提供、ライターさん向けのセミナー開催、Webライティングに関する基礎知識の啓蒙に取り組み、前期以上に、お取引先、ライター/編集さん、に「ありがとう」と感謝されることを目標に邁進します。
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