ライターとしての一歩、どう踏み出す?「現役ブックライター・PRライター・編集者に学ぶライターキャリアセミナー」参加レポート
( 最終更新日:2022年2月4日)
「フリーライターってどんな人たちがいて、どんなふうに仕事をもらっているの?」
「フリーライターになったはいいけど、なかなか仕事をもらえない……」
将来的にフリーライターとして仕事をしていくことを考えている方や、フリーライターの活動を始めたばかりの方の中には、こんな疑問や課題に直面している方も多いのではないでしょうか。
そんな方々を対象に、ライターの仕事の仕方やキャリアについて学べるセミナーが3月22日に開催されました! 題して、「現役ブックライター・PRライター・編集者に学ぶ ライターキャリアセミナー」。
登壇したのは、ブックライターの小松田久美さん、PRライターの本多佑里恵さん、YOSCAの代表も務める編集者の宮嵜幸志さんの3名。モデレーターは、自身もPR プランナー・PRライターでありながらPRライターの育成も手がけるかみむらゆいさんが務め、トークセッション形式で進められました。
最初のテーマは、フリーライターを目指す人なら誰もが気になる「ライターとして最初の一歩を踏み出す方法」。これについては、小松田さん、本多さんが自身の経験をもとにお話されていました。
ブックライターを始めて4年、すでに11冊の本を手がけているという小松田さんは、フリーライターを目指す際に宣伝会議が主催する「編集・ライター養成講座」に通い、そこで講師として来ている編集者の方と名刺交換をして人脈を作ったそう。
小松田さんのすごいところは、連絡先を交換した編集者の方に手紙やメールを送り、積極的にアピールしていったこと。「特に雑誌や書籍など紙の編集に携わっている編集者の方には、メールよりも手紙が響く」というお話が印象的でした。
かみむらさんの下でPRライターを始めて1年という本多さんは、普段はマーケティング会社に勤める会社員。もともとライターになろうと思っていたわけではなく、「思いがある人を応援したい」という気持ちを持っていたものの何をすべきか迷っていたところ、かみむらさんに出会い、PRライターという手段を選んだのだそうです。
小松田さん、本多さんのお二人に共通しているのは、自分のやりたいことを胸にとにかく何らかの行動を起こしていること。編集者の宮嵜さんも数多くのライター志望者を見てきた経験から、「仕事につながりやすいのは、依頼をただ待っているのではなく自分で勝手に行動を起こしていく人」だと話されていました。
ほかにも、ライターに向いている人や向いていない人、どんな人が継続して仕事を依頼されるのかなどが語られ、参加者はみんな真剣に聞き入っていました。
セミナー開始前や休憩時間中には登壇者を含めた参加者同士での名刺交換が盛んに行われ、ライターや編集者の情報交換の場にもなっていました。1時間半という短い時間ではありましたが、参加者全員が何かしらの学びや今後のキャリアに繋がる何かを持ち帰ることができたのではと思える充実のイベントでした!
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