私がLinkedInのプロフィールをFacebookの100倍充実させる理由
( 最終更新日:2022年2月4日)
私阿部は、Facebookプロフィールの100倍くらいの時間をかけてLinkedInのプロフィールを充実させています。
この記事をお読みになっている皆さんの中で、LinkedInの更新を習慣にされている人はごく稀かと思います。アカウントこそ一応持っているものの、2年くらい前からログインしていないSNS、それがLinkedInではないでしょうか。
アメリカなど、仕事とプライベートをきっちり分ける習慣のある国ではFacebookと同じくらい使われていますが、日本人は仕事とプライベートをそれ程分けて考えないので、仕事仲間とFacebookでつながり、Facebookでセルフ・ブランディングをするというのが一般的です。
そんな日本にあって、なぜ私がLinkedInのプロフィールを充実させているのか。それには以下の3つの理由があります。
- 自分のキャリアを反省できる
- 自分の強みを発見できる
- 自分がどんな仕事をできるかを対外的に示せる
それぞれ説明していきましょう。
自分のキャリアを反省できる
日常の業務に追われ、短期的な目標達成にのみ邁進してしまっては、人生はあっという間に終わりを迎えます。
「今この瞬間に生きる」ことは何よりも重要ですが、時には自分のキャリアを振り返り、「この方向で正しいか?」を確認することも大事です。その第一歩として、自分がこれまでどんな仕事をしてきたのかを整理するというのは有効な手段です。
LinkedInにはこれまでの仕事や実績を整理するための機能が備わっています。キャリアサマリや職歴という項目のほかに「プロジェクト」という項目があり、その名の通りプロジェクトごとに自分の果たした役割を示すことができます。
私はここに、今までやってきた仕事を思いつくまま全て書き記しています。今まで自分がどんなプロジェクトに関わり、自分はその中でどのように活躍したか(もしくは活躍できなかったか)、それによってどんな反省が得られたのかを記しています。
「こんな苦難があったけど、こんな点で成長できた。」「これは失敗だったけど、そのおかげでここを直すことができた。」などなど。ここの反省は楽しいので、2~3ヶ月ごとにプロフィールを見なおして更新しています。
自分の強みを発見できる
これは上記の「キャリアの反省」とも繋がりますが、「自分が何をできる人間か。」「他の人にはない自分の強みとは何か。」を整理しておくことは自信につながります。
「自分は平々凡々とした人間で、取り柄なんてない。」なんて考えないことです。自分の歩んできたキャリアを見つめ直せば、必ず自分だけが持っている強みが見つかります。
人は生きている間にできることは限られます。私は、「弱点を克服しようとするよりも、時間をかけて強みを伸ばしていく方が大成する」と考えているので、自分の強みを発見することを重視しています。
また、自分の強みを見つけたらそれをPRすることも重要です。日本人は概して謙虚で、自己PRが苦手。謙虚に周囲から学ぶ姿勢は大事ですが、「自分はこんなことをしてきた。」「自分はこんなことができる。」とアピールする術も身につけておけば、周囲や社外の人からの見られ方も変わってくるでしょう。
LinkedInでは、自分の強みはキャリアサマリに記しましょう。
自分がどんな仕事をできるかを対外的に示せる
LinkedInは単に自分のキャリアをまとめられるツールではなく、あくまでSNSです。自分がどんな仕事をしてきたかをまとめたら、それをWeb上で公開することができます。検索結果にも表示されるので、自分のスキルを求めている方に見つけてもらえるかもしれません。
LinkedInのプロフィールはLinkedInユーザーでなくても閲覧することが可能です。なので私の場合、メールの署名にURLを入れています。URLの最後は自分の好きな文字列に変えられるので、自分の名前などを入れて見やすくしましょう。(私のURLは https://www.linkedin.com/in/abemichihiro )
自分がどんな仕事をしているのか、どんなことのできる人間なのかを口頭で説明できる能力はもちろん必要ですが、「詳しいプロジェクトなどはLinkedInにまとまっているので、是非ご覧になって下さい。」と言えたらどうでしょう。あなたの詳しい実績を見て、より信頼を置いてもらえるかもしれません。
自分を見つめなおし、強みを発見し、対外的に示せる。LinkedInには、実はそんな秘められた力があると思っています。
プロフィールを作成するのは時間がかかりますが(私は丸一日かかりました)、時間をかけるだけの価値はあると思います。
是非作ってみて下さい!そして私と”友達”になりましょう!笑
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