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社内コミュニケーション強化のカギは「共通認識の獲得」 全社員91名で臨んだテキスト研修(株式会社TRUSTDOCK様)

オンラインで本人確認ができるeKYCサービスを提供する、株式会社TRUSTDOCK様。金融や通信サービス、人材業界をはじめ、さまざまな企業が法律に沿った形でスムーズかつ安全に本人確認を行えるよう支援している企業です。

全社員の95%ほどがリモートワークという同社では、社内のコミュニケーションの大部分がテキストベースです。その中では、細かなニュアンスがうまく伝わらず、認識のズレが生じることもあったそうです。

テキストコミュニケーションの共通認識を作ることが、課題解決のカギではないかーー。こうした人事部による発案のもと、テキストコミュニケーション研修の導入を決意。全社員91名(当時)でビジネスメール・チャット添削研修を受講することになりました。

今回は、研修導入を主導し、実際に受講もされた執行役員CHRO(※)の千葉直子様・人事部マネージャーの小野裕太様に、研修の感想と受講後の変化についてお話をうかがいました。(以下、敬称略)

※Chief Human Resources Officer:最高人事責任者

「伝わりやすい文章」にフォーカスしたライティング研修を求めていた

ーー数あるライティング研修の中から、弊社の「ビジネスメール・チャット添削研修」を選んでいただいた理由を教えてください。

千葉:「伝わりやすい文章」にフォーカスしたライティング研修だったことが最大の理由です。コミュニケーションの面で課題を感じている弊社に合っているなと。

ライティング系の研修は他にもたくさんありますが、ビジネスマナー研修の一環として扱われているものや、基礎的な文章力の向上を目的としているものが多い印象です。これらは私たちの求めているものとはズレていると感じていました。

「伝わりやすい文章」にフォーカスしたライティング研修は、他には見当たらなかったように思います。そして、テキストコンテンツの制作を専門としているYOSCAさんが提供しているという点も安心感が大きかったです。

当研修のサービスページに掲載されていた、ビジネスチャットのビフォー・アフターが印象に残っています。「受講後にこうなりたい」というイメージの参考になりました。

グループワークで実感できた「伝わり方」のズレ

ーー今回は91名の方を6組に分けて、オンラインで受講いただきました。計6回の講義となりましたが、研修内容はいかがでしたか?

小野:全体的にとてもよかったと思っています。テキストコミュニケーションについて体系的に学ぶ機会はこれまでになかったので、改めて時間を取って考えることができたのは貴重でした。

私は初回の講義を受講しましたが、導入を検討した立場として、以降の講義にもオブザーバーとして参加しました。回を重ねるごとに内容がアップデートされていて、柔軟に対応してもらえていることが嬉しかったです。

ーー講義を複数回に分けたことにより、全社員に対して効率よく講義を展開することができました。YOSCAとしても貴重な経験になったと思っています。

小野:全社員が同じカリキュラムを学んだことに意義があったと思っています。研修内で学んだ知識が社内の共通言語となり、これらに基づいて互いにコミュニケーションが取れるようになりました。

当研修に対する期待感は、社員によってさまざまだったと思います。それでも、講義が進むにつれて笑顔が増え、受講者同士のコミュニケーションも増え、全体が活気づいていったのが印象的でした。

ーーお取り組みいただいたワークは、個人で行うものとグループで話し合うものがありました。こちらについてはいかがでしたか?

小野:弊社の場合は、特にグループワークの効果を実感しています。バックグラウンドの異なるメンバーが協力してワークに取り組む中で、それぞれの考え方が交わり、前提条件をすり合わせながらアウトプットしていく。このプロセスに価値を感じました。

千葉:意見交換を通じてお互いの意識の違いに気づく、というプロセスに意味があると感じましたね。座学だけでなく、「自分はこう感じた」とアウトプットできる形式だったからこそ、学びが深まったのだと思います。

意識すべき点が明確になりコミュニケーションに変化が生まれた

ーー受講後、社員の皆様に変化はありましたか?

小野:私自身の変化としては、これまで見落としていたミスに気がつけるようになりました。人事部でも共通の認識を持ったうえで「ここに気をつけよう」と伝えあえるようになっています。

メンバーの変化については、他のチームのマネージャーから「テキストコミュニケーションに気をつけている姿勢が見られる」という話を聞いています。例えば、メッセージの冒頭に「可能であれば〜」「お手すきで構いませんので〜」といった枕詞(クッション言葉)を加えることで、細かなニュアンスが伝わりやすくなったケースもありました。

千葉:伝え方の工夫については、これまでもマネージャーからフィードバックはしていました。しかし、フィードバックを受けた側としては、どうしたらいいのかが掴めていなかったのでしょう。今回の研修で伝え方の工夫を体系的に学び、「そういうことだったのか!」と理解が深まったようです。

ーー今後の「ビジネスメール・チャット添削研修」やYOSCAに期待することはありますか?

千葉:新しく入ってきたメンバーがいますので、彼らに対しても同様の研修を実施してもらいたいですね。次のフェーズは知識の定着だと思っていますので、社内でもフォローできるようにしていきたいです。

アイデアとしては、座学パートを切り取った資料などがあると、事前にインプットだけを行うこともできるので効率的かもしれません。社内での共通認識をより強くするための有益なツールになるのではないでしょうか。

小野:弊社は今後もリモートワークを継続していく予定です。これからも、テキストコミュニケーションの重要性を皆で意識しながら業務に取り組んでいきたいですね。

▶ビジネスメール・チャット添削研修の詳細はこちら

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