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もう悩まないで! 外注ライターとの付き合い方 依頼やフィードバックの大原則

【ストレスフリー】もう悩まないで!外注ライターとの付き合い方・依頼やフィードバックの大原則〈ライターから寄せられたレビューもご紹介〉

ライターさんとのやり取りに疲弊してしまっていませんか?

依頼時の擦り合わせや修正の反映がなかなかスムーズに進まない、なぜかいつもコミュニケーションに時間がかかる、そもそも記事のクオリティが低い……。

そんなときは、ライターさんとの付き合い方を見直してみるべきかもしれません。

私は株式会社YOSCAの阿部(@abemichihiro )です。弊社は記事作成代行の専門企業で、創業以来約10年にわたり数え切れないくらいのライターさんとお仕事をしてきました。それなりの辛酸もなめてきたつもりです。

この記事では、案件を進行させるため、できるだけストレスを抱えずライターさんとお付き合いするため、私が意識していることを凝縮してお伝えします。

  • ライターには「期待しすぎない」が鉄則
  • できるだけイメージ通りの記事に仕上げるには事前準備が大事
  • 中には上手く付き合う必要がないライターもいる

また、記事の最後にはこれまでライターさんから弊社に寄せられたレビューを一部ご紹介しています。ライターさんが編集者に対して何を求めているのか、生の声から考察しました。

記事を外注するならスムーズに進行をしたいもの。この記事で少しでもライターさんと付き合う負担が減ることを願っています。

最初に知っておきたい!ライターとの付き合い方・3つの大前提

ライターとの付き合い方に関する悩みの解決方法をお伝えする前に、まず知っておいてほしいことが3つあります。

〈前提1〉イメージ通りの記事は「絶対に」出てこない

例えば印刷会社に紙やインク、レイアウトを細かく指定して制作を依頼した場合、99%イメージ通りの制作物が納品されます。
しかし、記事のライティングというものは文章である以上、ライターの数だけアウトプットが異なります。当然、自分が頭の中でイメージしていた通りのものにはなりません。

「当たり前じゃないか!」と思われるかもしれませんが、意外とこの意識が抜けているために、ライターとの仕事にストレスが溜まってしまうことは多いです。

編集者の視点からすると、思い描いていた6~7割のクオリティの記事が納品されれば十分なレベル。少しネガティブに聞こえるかもしれませんが、ライターには「期待しすぎない」ことが実は重要です。

〈前提2〉何が起きても最後の責任は編集者にある

基本的に記事の出来に関する責任は全て編集者(依頼した側)にあると考えましょう。

  • ライターの選択
  • 依頼の仕方
  • 最終的な記事のクオリティコントロール

これら全ては編集者が決めること。もしライターに「なんでちゃんと書いてくれないんだ!」と思ったとしても、突き詰めて考えるとそれは「ライター選びが間違っていた」、あるいは「依頼の仕方が悪い」「記事クオリティをコントロールできていない」ということになります。

もちろん、全てのケースがそうではないかもしれません。しかし、ライター側に責任を追求しても、そのライターがいきなりずば抜けて良い記事を書いてくれるわけではないのです。

どんなライターを選択すべきだったのか、どんな依頼をすればより良い記事を書いてもらえていたのか。ライターが変わることを期待するよりも、記事の編集者としてスキルアップする方法を考えたほうが得策です。

〈前提3〉コミュニケーションは「感謝」と「思いやり」が基本

もう一つお伝えしたいのが、「ライターに気持ち良く仕事をしてもらう」という視点です。
もちろんライティングはあくまで仕事ですから、無理にライターと仲良くなったり、不要なコミュニケーションまで取る必要はありません。
しかし、ライティングするのは最初から最後まで人。しかも「人に何かを伝える」という目的を持つ以上、機械的に行うことはできません。だからこそ、感謝や思いやりを持ってライターに接することが、良い記事を作成するためには必要不可欠です。

この人が満足する記事を書きたい、目的を果たせるように力を尽くしたい――。そんなふうに思ってもらえるようなコミュニケーションを心がけましょう。

ライターと付き合う上でよくある4つの悩みと対処法

さて、前提を踏まえた上で仮に「依頼の仕方が悪いのかも……」と思ったところで、改善方法がわからなければ足踏みしてしまいますよね。

ここからは実際の記事作成やライターとのコミュニケーションについて、よくあるお悩み別の対処法をご紹介していきます。

〈お悩み1〉思い通りの記事を書いてもらえない

ライターに依頼していざアップされた原稿を見たら、思ったような内容ではなかった。これが編集者やメディア担当者にとって、一番の悩みのタネです。修正を依頼しようにも、依頼の指示やコメントを入れるのも大きな負担です。また修正回数が増えればそれだけ修正費用ややり取りする時間が発生します。

単純にライターの技量が低い可能性は当然ありますが、思い通りの記事に仕上がらない原因としてまず真っ先に疑うべきはやはり依頼方法。少なくとも、以下の3項目は確認しましょう。

記事イメージをあらかじめ共有したか?

「こんな記事にしたい」というイメージは、自分で思うよりも詳細に伝える必要があります。

全体のトンマナはもちろんですが、どういう視点で書くべき記事なのか、情報はどの程度深堀りしたいのか……。こういった内容をきちんと言葉にした上で、あらかじめイメージに近い記事を複数ピックアップし、事前に共有するのが効果的です。まだ自社に記事がなければ、他社の記事でも構いません。

とにかく具体例を提示するのが手っ取り早い方法です。

指示書やレギュレーションは曖昧な内容になっていないか?

想定していた記事の体裁と異なる原稿が上がってきた場合は、指示書やレギュレーションを見直しましょう。「完璧な指示書」は存在しませんから、認識の齟齬が発生したら都度作り変える気持ちでアップデートを繰り返す必要があります。
指示書はGoogleDriveなど、変更やその履歴がすぐに確認できる形で共有するのがおすすめです。重要な更新をした場合は、別途メールやチャットでもお知らせしましょう。

意外と抜けがちなのが、

  • 見出しの字数
  • h3・h4以下の見出しの適切な数または扱い方
  • 参照してほしい情報元の範囲

などです。

記事イメージを共有しておけばそこまで細かく指定せずともライターが汲み取ってくれますし、あまり細かすぎる指示書やレギュレーションはライターにとってもわずらわしいものです。
しかし、少なくとも「そんなことは指示されていなかった」と思われるようなフィードバックをしなくて済むような配慮はしておきたいところです。

構成案を作成して、きちんと内容に関する合意を取れているか?

あらかじめ記事の見出しや内容を箇条書きレベルで決めておく「構成案」。構成案の時点で絶対に入れ込みたい記事の内容を決めておけば、大幅なイメージのズレは発生しません。

制作工程が増えるため手間に感じるかもしれませんが、構成案の段階なら修正の負担も最小限で済むので、しっかり擦り合わせしておきましょう。

それでも不安がある場合は、執筆の途中経過をチェックする方法もあります。やはり手間はかかりますが、最終的に大きな修正が発生するのを防げます。

〈お悩み2〉何度フィードバックしても反映してくれない

同じような要件で複数の記事を継続的に依頼する場合、回数を重ねるごとに記事の精度は上げていきたいものです。
その中で数度のミスであれば「人間だから仕方ない」と判断すべきですが、あまりに同じフィードバックをすることになっている場合は、ライター自身が自分のやり方に固執している可能性があります。

その場合何度も同じ指摘をするのは精神的に辛い部分がありますから、チェック項目をリスト化して提出前にリストの提出も求めるなど、依頼方法を工夫してみましょう。

また少し極端ではありますが、数回指摘しても直らないならやりとりに時間を割くのではなく、ライターに対応してもらう範囲を限定したり、修正は編集サイドで対応するなど割り切った選択肢もあります。

〈お悩み3〉なかなか返事がもらえない

フリーライターの場合、生活スタイルは必ずしもサラリーマンと同じではありません。中には昼夜逆転したライフスタイルを送っている方もいますし、取材で出張に出ているなど、いわゆる「即レス」が難しいことは往々にしてあります。

上記のようなことが原因でやり取りのしづらさにヤキモキしてしまう場合は、メールやチャットの文面に「○日の○時までにお返事をお願いします」とあらかじめ記載しておくのが無難です。ライターに連絡が取れる時間帯をあらかじめ聞いておく方法もあります。

また全体のスケジュールを共有しておけば、ライターとしてもいつ修正が戻ってくる可能性があるのかを読めるので、スケジュールに即した対応をしてもらいやすくなります。

〈お悩み4〉仕事の進め方が合わない

「ライター」と一口に言っても経歴はさまざま。中には仕事の進め方に癖があって、コミュニケーションを取るのにストレスが溜まってしまうことがあります。

とはいえ、記事制作を進める上では後々のミスマッチを防ぎたいもの。依頼時にあらかじめやり取りの形式や仕事の進め方を決め、例えば「修正があった場合は翌日までに対応をしてほしい」など、最低限必要な要望を伝えておくと良いでしょう。

もし、どうしても何か特定のやり方へのこだわりが強い人の場合は、背景をヒアリングしてみるのも一手です。「実は、別の編集者からこうしてほしいと言われたことがあって……」など理由がわかった上であれば、個別の対処もしやすくなります。

ライターに原稿をフィードバックするときの4つのポイント

ライターとの付き合い方の中で、最も気を使うのがフィードバックです。
前項でも少しご紹介しましたが、ここではより具体的なフィードバック時のコミュニケーション方法についてお伝えします。

〈ポイント1〉いつフィードバックするのかスケジュールを決めておく

修正対応というのは、ライターからしてみると「発生するかどうかわからない」ものです。毎日何かしらの執筆をしており忙しい中では、急な戻しにすぐに対応してもらえない可能性があります。

修正があるかどうかわからないにしても、フィードバックを行うタイミングはあらかじめ決めて、ライターが修正時間を確保しやすいようにしておきましょう。予定が変わったらこまめに連絡するのもポイントです。

〈ポイント2〉直してほしい修正には根拠を添える

修正を依頼するにしても、「なんとなく悪い気がするから直して」といった曖昧な伝え方はNGです。ライターは完璧な原稿を提出しているつもりですから、納得がいかないフィードバックでは編集に対してネガティブな感情が生まれてしまいますし、修正の方向もあやふやになってしまいます。

直してほしい箇所については、きちんと修正意図や背景を説明しましょう。修正してもらったらそこに対して良し悪しを再度フィードバックするとベターです。

ただし、ライター側にも執筆意図があるケースは多いですし、思い込みで誤った修正指示をしてしまうことも考えられます。相手の話を聞いた上で納得できる場合は修正を取り下げる、自分が間違っていた場合は素直に謝ることが求められます。

また、文章表現に絶対の正解はありませんから、ときには自分の好みで修正を入れてしまうこともあるでしょう。その場合は好みで直したことを自覚して、その旨をライターに伝える必要があります。

実際、編集者はどんな気持ちでフィードバックをしているのか?こちらも「フリーライターのよりどころラジオ」で取り上げています。

〈ポイント3〉相手を尊重しながら指摘し、良いところは褒める姿勢を持つ

実はフィードバックは、ライターとより良い関係を築くチャンスでもあります。
ただ単に修正箇所を指摘するのではなく、相手がどんな考えで執筆したのかを汲み取り、良いところがあれば褒めコメントを入れておくと、ライターにとっては認められた気がしてうれしいものです。むしろ、修正依頼をするときは「褒め」や「感謝」から入ることを徹底しても良いくらいです。

先日こんなつぶやきをしたところ、それなりに反応がありました。褒めコメントはライターのモチベーションの源なんですね。

褒めると言っても大げさにする必要はなく、「いい感じです!」と一言あるだけでも全く印象が変わります。

〈ポイント4〉細かな文章表現は返さずにこちらで直してしまう

こまかな誤字脱字程度であれば、編集サイドで直してしまいましょう。

それよりもライターにフィードバックで伝えるべきなのは、文章の意味が通じない内容が間違っている記事の意図に沿っていないような内容です。ライターに修正してもらうべき箇所を明確に見極めて、ライター側の手間を最小限に抑えましょう。

なお、フィードバック時の姿勢については以下の記事でも詳しく説明しています。

ライターを切り替える場合の対応方法

ここまでご紹介してきた内容を受けて、「この方法で改善すると思えない」と感じた方もいたのではないでしょうか。
円滑なコミュニケーションは双方の力があって初めて成立するものですから、自分だけが努力をしても上手くいかないことは当然あります。

  1. ライターとしての力量が不足している
  2. 愚痴や不平不満、わがままが多い
  3. 注意を伝えているものの改善の様子が見えない

残念ですが、こののような場合は合う・合わない以前の問題となってしまうので、思い切って依頼を打ち切る決断も必要です。丁寧にフィードバックすれば成長するライターもいますが、かといって固執する必要もありません。

ただし、ライターを切り替える場合でも誠意をもって対応することは当然です。スケジュールを空けてもらっている可能性があるため、できるだけ早く決断して早めに連絡するよう心がけましょう。また、自分の方にも落ち度はなかったか、ライターの選定方法からやり取りまで顧みて改善点を探ることも忘れないようにしたいです。

なお、依頼前に優秀なライターかどうかを見極める方法や、新たにライターを探す方法については以下の記事を参照してください。

また、「フリーライターのよりどころラジオ」でも「依頼したくなるライターの共通点」というテーマを取り上げています。

ライターからのレビューで考える!ライターにとっての「良い編集者」とは?

YOSCAは全国のライターとのネットワークがあり、日々編集者がライターとやり取りをしながら記事を制作しています。
その中で設けているのがレビュー投稿フォーム。ライターから編集者に対して、良かった点・悪かった点をフィードバックしてもらうようにしています。

今回、この記事を作るにあたって過去3年弱の間に寄せられた270件超のレビューを精査。そこから編集者への意見としてプラス・マイナス両方の意見を簡単に抜粋してご紹介します。良い編集者になるためのヒントにしてみてください。

編集者に対する好意的な意見とは

好意的な評価で多かったご意見がこちらです。

  • レスポンスが迅速
  • 指示がわかりやすく、丁寧なフォローがある
  • 納品記事をしっかり読んで、的確なフィードバックをしてくれる
  • 依頼主から提示された資料から、ライターにとって必要な情報だけを抜粋して伝えてくれる

ライターがスムーズに仕事をするには、何よりわかりやすい指示が必要だということがよくわかります。

特に、記事を制作する上では「あれも、これも」と必要そうな情報を片っ端から渡してしまうこともありますが、ライターからしてみると何が本当に必要な情報なのか、はっきり知りたいところ。
記事のイメージを明確にするためにも、情報整理は編集者の仕事だと心得ておきましょう。

編集者に対する不満・要望とは

一方、改善してほしい点・不満があった点を集約するとこのようになります。

  • 記事に対してどんな感想があったのか知りたい
  • 納品した原稿がOKだったのかNGだったのか返事がもらえないと不安

マイナスの意見として多いのは納品後のフィードバックに関することでした。

編集者の仕事の進め方も人それぞれですし、「仕事が忙しくてうっかり連絡しそびれた」なんてこともありますが、やはり「記事を納品してくれてありがとう」という感謝の気持ちは忘れずに、制作物が最終的にどうなったのか、どんな反響があったのかはしっかり伝えてあげたいです。

これは少し前のツイートですが、フォロワーの皆さんから支持を受けたものです。フィードバックに関して興味があることがうかがえます。

まとめ〜自分にできることを考える〜

ライターとの信頼関係を構築するには、まずは相手に求めるよりも、編集サイドができる対処からスタートし、スケジュールはもちろん、約束事をしっかり守ることが大切です。一方、どんな工夫をしても改善の余地が見られない場合は、早めに依頼を打ち切る決断もまた必要です。

また、記事を外注する際は、企業と個人どちらに依頼するのがいいのか?という点も悩みどころかと思います。以下の記事が参考になりますので、良ければ読んでみてください。

★当社では記事作成に関するあらゆるご要望にお応えしてまいります。

★「やはり自分たちで書きたいが執筆スキルが不安……」という企業様にも活用いただいている、【プロライターの思考法を学べる】ライティング講座を開講しております(無料相談実施中)

この記事をきっかけとして、少しでもライターさんとのお付き合いが楽になれば幸いです。

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阿部道浩

2011年に慶應義塾大学文学部を卒業後、大学時代からインターンとして参画していたモバイルサイト運営会社に就職。Webコンテンツの制作・編集業務に携わった後、2012年にWebコンテンツ作成を専門とする株式会社YOSCAを代表と二人で立ち上げる。編集業務のほか、営業、マーケティング、編集スタッフのマネジメントを経て、現在はライティング講座の開発・運営を主に行っている。

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