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【初心者向け/経験者向け】Webライターの仕事の探し方

最終更新日:2023年4月20日)

Webライターの仕事の探し方は、クラウドソーシングサービスやライター講座を利用したりSNSやメディアの募集に応募したりと様々な方法があります。とはいえ、闇雲に応募しても受注にはつながりません。確実な受注を目指すなら、自分のスキルにマッチしたアプローチ方法を選択する必要があります。

本記事では、Webライターの仕事の探し方を、ライターの経験/スキル別に紹介します。応募から採用までの流れや受注率アップのコツも解説するので、仕事探しに困っている方はぜひ参考にしてみてください。

Webライターの仕事の探し方

Webライターの仕事の探し方は、ライターの経験の度合いによって異なります。募集要項をしっかりとチェックし、どのようなスキル・実績が求められているのかを見極めることが大切です。

そこで「未経験/駆け出しのWebライター」「実績・経験アリのWebライター」「営業力に自信アリのWebライター」向けに分けて、おすすめの仕事の探し方を紹介します。

未経験/駆け出しWebライターにおすすめの探し方

まだライターとしての経験が浅く、スキルや実績が足りないと感じる方は、クラウドソーシングサービスやSNSを利用して未経験者向けの案件を探したり、ライター講座を受講して案件を紹介してもらったりするのがおすすめです。

クラウドソーシングサービスを利用する

クラウドソーシングサービスとは、「仕事を受注したい個人」と「仕事を発注したい法人・個人」を結び付けるマッチングプラットフォームです。

代表的なサービスとして、案件豊富で使いやすいLancers(ランサーズ)CrowdWorks(クラウドワークス)のほか、主婦ワーカーの利用が多いShufti(シュフティ)、ライターランク制度を採用しているサグーワークスがあります。

初心者がクラウドソーシングサービスを利用するメリットは、案件が豊富にある点と、採用されればすぐにでも仕事を始められる点です。仕事の種類は様々で、「初心者可」とする案件も少なくありません。初心者や未経験者でも、仕事を受注するチャンスは十分にあります。

発注主との間に運営会社が入るため、未払いトラブルなどが起こりにくく、初心者の仕事探しに最適な方法の一つです。

未経験・駆け出しライターが案件を獲得するコツは、

  • プロフィールを充実させること
  • 応募文を丁寧に記載すること
  • レベルに合った案件を選ぶこと

です。クラウドソーシングサービスは間口が広い分だけあって競合ライターも多く、アピール力が弱いと案件獲得は難しくなります。

参考記事

また、高単価や人気の高いジャンルなど好条件の案件には、応募が殺到する傾向があります。ライバルにはプロ認定を受けた人も多く、未経験ライターが採用される確率は非常に低いと考えましょう。

クラウドソーシングサービスは「実績作り」と割り切ると有益です。不採用でも落ち込まず、積極的に応募し続けてください。

SNSでライター募集をチェックする

近年は、Twitter・Instagram・noteなどでWebライターを募集するクライアントも増えています。初心者可の案件もあるので、まずは「#ライター募集」「#ライター求人」などで検索してみましょう。

例えばInstagramやnoteで「#ライター募集」と検索してみると、個人から企業まで様々な求人が出てきます。

また、SNSのなかでもライター募集が多いのがTwitterです。「#ライター募集」で検索をかければ、編集者や個人アカウントのライター募集を多く見つけられます。締切済みの募集と間違えないよう、検索条件は「最新」にしておくのがおすすめです。

頻繁にライター募集をするアカウントがあればフォローしたり、お気に入り登録をしてツイート通知を受け取るなどの設定をしておくと見逃しの心配がありません。

またSNS上でWebライター仲間を作っておくと、ライターつながりで声がかかるケースもあります。有益な情報を発信しているライターや、求人を出しているWeb編集者をフォローするのも一つの手です。

ただしSNSでの仕事探しは、ライティング経験ゼロレベルの初心者には向きません。未経験ライターはクラウドソーシングサービスで実績を作った後、SNSに移行するのがおすすめです。

ライター講座/スクールを受講する

Webライター向けの学習サービスとして、ライター講座(ライタースクール)というものがあります。文章力、企画力、取材力、Webマーケティングスキルなど講座によって学習内容は異なり、対面講義、オンライン講義、動画講義など受講形式も様々です。

参考記事

ライター講座によっては、カリキュラムの一環、または、卒業生特典として仕事の紹介を行っている講座があります。卒業生全員に文字単価1.5円以上の案件を3か月保証といったものから、受講中に3原稿分のお仕事を依頼、優秀な修了生にのみ仕事を紹介など紹介方法は講座ごとに異なるので事前に確認しましょう。

また、案件を紹介することを明記していないライター講座でも、講師とのご縁から仕事を紹介してもらえるケースがあります。講師が現役の編集者やプロのライターの場合、その講師が抱えている仕事を流してもらえることがあるのです。そのためには、講義の姿勢や課題で良い成績を取る、自身の専門性や強みをアピールするなど、受講期間中に講師と良好な関係を構築していくことが大切です。

経験者/実績豊富なWebライターにおすすめの探し方

ある程度の経験やスキルがあるWebライターは、案件獲得のルートが増えます。自身のスキルや実績を踏まえた上で、案件に応募しましょう。

Webメディアの求人に応募する  

Webメディアにライター募集の告知が出ているケースもあります。採用されればメディアの専属ライターとして、定期的に記事を寄稿できます。

人気メディアは応募者も多いため、メディア担当者の目に留まるようなアピールが必須です。実績を詳細に記載した職務経歴書やポートフォリオは必ず準備しておきましょう。メディアに関連する実績・資格・スキルは積極的に提示し、書きたい気持ちを強くアピールしてください。

なおメディアにもよりますが、返信があるのは1次審査を通過した場合のみです。一定期間待っても返信がないときは気持ちを切り替え、次の応募先を探しましょう。

参考記事

求人サイトで正社員&パート社員に応募する

求人サイトは、幅広い業種・職種の求人が掲載されているサイトです。

具体的には、国内最大級を謳う求人サイト「スタンバイ」、大手・リクルートホールディングス傘下の企業が運営するアルバイト求人サイト「タウンワーク」、株式会社マイナビが提供するアルバイト・パート求人サイト「マイナビバイト」などがあります。

また、求人情報特化型の検索エンジン「Indeed」を使用すれば、様々な求人サイトに掲載されている求人情報を検索することも可能です。サイト内で「Webライター」「ライター 在宅」などで検索すると、ライターを募集している企業がヒットします。

希望のライター募集を見つけた場合、応募の手順は通常の求人と同様です。まずはアカウント登録を行って、経歴や実績が分かるものをオンラインで提出します。書類審査を通過すれば面接となり、採用の可否が判断される流れです。

Webライターとして採用された場合の就業形態は、企業によって異なります。アルバイトやパート・正社員のほか、業務委託を選択する企業も少なくありません。労働条件や給与条件については事前に確認し、納得した上で応募しましょう。

Webコンテンツ制作会社のライター募集に応募する

Webコンテンツ制作会社やWebメディア支援事業を行っている企業などが、業務委託ライターを募集しているケースもあります。採用されると、エンドクライアント(制作会社に記事を依頼する企業)のオウンドメディアで記事を作成することとなります。

Webコンテンツ制作会社の求人では、即戦力が重視される傾向があります。求人内容をよく確認し、どのようなライターが求められているかを確認してください。関連のあるジャンルを中心に実績を提示し、求人条件を満たしていることをアピールしましょう。

書類審査に合格すると、Web面談で条件のすり合わせが行われるケースがあります。書類の準備とともに、面談対策も必要です。

参考記事

Webライターマッチングサイトに登録する

Webライターマッチングサイトとは、ライターを求める企業と案件を探すライターとのマッチングサイトです。Webライターとして登録すると、コーディネーターがライターの実績・スキルを確認し、マッチした案件を紹介してくれます。

案件の紹介がほしいとき頼りになるのは、「ミライトマッチ」「ライターステーション」「フリーライターのよりどころ」などです。いずれも事前のアカウント登録が必要で、まず決められたフォームにプロフィールや実績を入力します。

マッチングサイトとクラウドソーシングサービスとの大きな違いは、対象が実績・スキルのあるWebライターに限定される点です。スキルや実績がないまま登録すると、いつまで待っても声が掛からないケースもあります。

案件を獲得するにはプロフィールをしっかりと作り込み、自身のスキルや実績をアピールすることが大切です。

営業スキルに自信があるWebライターにおすすめの探し方

Webライターの案件は、募集を待つだけが全てではありません。ガッツのある人は、自ら積極的に行くことで案件を獲得できるかもしれません。営業スキルがあるWebライターにおすすめの仕事の探し方を紹介します。

ちなみに弊社では、ライター向け営業マニュアルの講義動画を提供しておりますので、ご興味ある方はご覧になってみてください。

参考情報

好きなメディアに直接営業してみる

多くのメディア担当者は「良いWebライターと出会いたい」と考えています。好きなメディア、自分の知識が生かせるメディアがあれば、直接アプローチしてみましょう。

直接営業のポイントは、熱意を強くアピールすること、その熱意を裏付ける職務経歴書やポートフォリオをしっかりと作り込むことです。メディアと同じジャンルでの実績があれば、前面に出してアピールしましょう。

一方、未経験の場合は、そのジャンルにマッチしたサンプル記事を書いて提出するのもおすすめです。「貴メディアに貢献したい」「貢献できる」という熱意と具体的な根拠を提示できれば、チャンスをもらえる確率が高まります。

チャレンジしたい仕事が見つかった!受注までの流れは?

クラウドソーシングサービスやメディアで応募したい案件が見つかったら、

  1. 実績・経歴が分かるものを用意する
  2. 提案文・応募文を書く
  3. テストライティングや面接/面談を受ける

という流れが一般的です。一つずつ見ていきましょう。

実績・経歴が分かるものを用意する

採用側は、Webライターの実績や経歴を見て案件とマッチするかを判断します。これまでに手掛けた案件や媒体名・成果などを具体的に記載しましょう。公開できる実績があれば、URLを添えると気が利いています。

実績や経歴を伝えるためには、職務経歴書・ポートフォリオ・履歴書の準備が必要です。応募要項をしっかりと読み、必要なものは全て用意してください。

またクライアントとの契約により、実績を公開できないケースもあります。この場合は自身が運営しているブログやnoteを提示したり、サンプル記事を提示したりするのもおすすめです。

提案文・応募文を書く

提案文や応募文は、クライアントが知りたいことを的確かつ簡潔にまとめることが必要です。まずは募集要項を読み込み、何が求められているのかを理解してください。

例えば「実績を教えてください」「1カ月で対応できる本数を教えてください」などの質問があれば、抜け漏れなく答えなければなりません。

印象の良い提案文や応募文を書くコツは、メディアや企業に貢献できるポイントを明確にすることです。経験のあるジャンルなら、作成した記事や検索順位などを詳細に記載します。その上で「貴メディアの専門性を高めたい」などと書くと、提案の信頼度が上がります。

初心者や未経験者が気を付けたいのは「初心者ですが一生懸命頑張ります」「学ばせていただきたいです」などと書かないことです。多くの場合、採用側は即戦力を求めています。経験が少ないことではなく、「何ができるか」をアピールするために言葉を尽くしてください。

応募・テストライティング

書類審査に合格すれば、そのまま採用あるいはテストライティングとなります。

採用側がテストライティングを行うのは、Webライターのスキルや文章力・自メディアとの相性などを見るためです。レギュレーションや注意事項も共有されるので、しっかり読んで記事に取り掛かりましょう。テストライティングは、構成から任されるケース・記事のみのケースなど様々です。

面接や面談が行われることも

企業やメディアの専属ライターとして働く場合、採用面接や面談が行われることもあります。応募要項に「Web面接あり」などと記載されていたら、面接対策も必要です。

内容はケース・バイ・ケースですが、最低限「経歴・実績」「志望動機」「記事への取り組み方」などを準備しておくと不安がありません。

また、疑問や不安があるときは、事前にメモしておいて尋ねましょう。分からないことをそのままにしておくと、仕事が始まってからトラブルになりかねません。

未経験・駆け出しWebライターが受注率を上げるコツ    

実績がない・少ないWebライターは、仕事を得るのが難しいかもしれません。受注率を上げるため、積極的に取り組みたいポイントを紹介します。

実績が多いほど有利!たくさん応募しよう 

実績に不安があるライターは、まず提示できる実績作りに注力しましょう。

ゼロから1を作るのにおすすめなのは、クラウドソーシングサービスです。初心者向けは低単価なものが多いですが、Webライターの第一歩に最適といえます。コツコツと実績を積み上げれば、より好条件の案件に応募しやすくなります。

「安い案件を実績にしたくない」と考える人は、参考用として提示できるブログやnoteを書くのもおすすめです。ライティングレベルが分かるよう、複数の記事をアップしてください。

参考記事

ビジネスマナー&社会人としてのマナーもしっかりと身につけて  

Webライターは、ビジネスを円滑に進めるためのマナーや、相手を不快にさせないための社会人マナーを身につけておくことが必要です。ビジネスにふさわしい言葉づかいをすること・小まめに報告・連絡・相談することは必須です。

また納期を守れないWebライターは、クライアントから敬遠されます。スケジュール管理を徹底し、期限内に記事を提出してください。

Webライターの仕事は、「クライアントとの信頼関係の上に成り立っている」と肝に銘じておきましょう。「ビジネスパートナーとして信頼できない」と思われれば、安定的な仕事の受注は困難です。

参考記事

常にスキルの向上を目指す

実績の少なさをカバーできるライティングスキルがあれば、初心者でも案件を受注しやすくなります。Webライターとして、常にライティングスキルの向上を目指しましょう。

企業やメディアに求められるWebライターとは、ロジカルで分かりやすい文章を書ける人です。また検索順位を重視するメディアで案件を獲得するためには、SEOへの理解も欠かせません。SEOを踏まえた構成・文章を作れる人は高く評価されます。

初心者は、まずたくさんの記事を読んだり書いたりすることから始めましょう。インプットとアウトプットを繰り返すことで、ライティングの肝を肌で覚えたり、心地よい言葉のリズムを身につけたりしやすくなります。

参考記事

初心者でも仕事は獲得できるのであきらめずにチャレンジ

Webライターの仕事は、初心者ならクラウドソーシングサービスやSNS、実績がある人はメディア求人やWebライターマッチングサイトなどで探せます。初心者でも仕事を得る方法はあるので、あきらめずにチャレンジすることが大切です。

ただしWebライターとして安定的に仕事を得るためには、一定レベル以上のライティングスキルが必要です。常にライティングスキルの向上に努め、クライアントの求めるレベルの記事を提供できるようにしましょう。

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YOSCAブログ編集部
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