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【必見】SEO内部対策チェックリスト|22のポイントを徹底解説

【必見】SEO内部対策チェックリスト|22のポイントを徹底解説

最終更新日:2024年2月29日)

SEOは、大きく分けて「内部対策」と「外部対策」の2種類に分類されます。

内部対策とは、自分のWebサイトの内部要素に対する施策のことで、主に、Webサイトの構造やコンテンツの最適化を行います。外部対策とは、自分のWebサイトの外部要素に対する施策のことで、主に、他のWebサイトからのリンクや評判の獲得を行います。

内部対策の役割を簡単にまとめると以下のようになります。

  • 検索エンジンにWebサイトの情報を正しく伝える→Webサイトがインデックスされやすくなり、検索結果に表示される確率が高まる
  • 検索エンジンにWebサイトの内容や関連性を評価される→検索キーワードに合致したページが上位にランクされやすくなり、クリックされる確率が高まる
  • ユーザーにとって使いやすく魅力的なWebサイトにする→ユーザーの満足度やエンゲージメントが高まり、離脱率が低下し、コンバージョン率が向上する

内部対策と外部対策はどちらもSEOにおいて重要な要素ですが、まず着手すべきは内部対策です。内部対策は自分自身でコントロールできる部分が多く、比較的簡単に実施できるからです。一方、外部対策は他者や外部環境に依存するため、効果が出るまでに時間がかかることが多いです。言ってみれば内部対策は自分自身の努力にかかっています。

本文で説明している内部対策の中から、すぐ行動に移したい22個のチェックポイントを列挙しました。忙しくて本文を読む暇がないという方は、これだけでもチェックしてみてください。

◉本記事の著者
阿部道浩
株式会社YOSCA取締役。500名以上のライター志望者・企業のWeb担当者が受講している「あなたのライターキャリア講座」の開発・運営のほか、記事を作成・更新する全てのウェブ担当者・ライターに向けて「YOSCAブログ」での情報発信を行っている。 ▶Xはこちら
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目次

【チェックリスト】内部対策・すぐ行動に移したい22のポイント

※各項目をクリックしていただくと、当記事内の詳しい説明にジャンプします。
※以下、6つの章に分けて解説していきます。

  1. サイトの目的やターゲットは決まっているか?
  2. サイトの階層をシンプルにできているか?
  3. サイトのナビゲーションはわかりやすいか?
  4. パンくずリストは適切に設置できているか?
  5. 内部リンクは関連するページ同士を結びつけているか?
  6. 内部リンクは重要ページに重点的にリンクできているか?
  7. 内部リンクは、コンテンツの上部や中央に、文脈に沿って配置できているか?
  8. 内部リンクのアンカーテキストはリンク先のページを表すものにしているか?
  9. ユーザー第一のコンテンツを作ろうとしているか?
  10. ユーザーの期待を把握できているか?
  11. コンテンツを体系的に組み立てられているか?
  12. 読みやすい、中身を把握しやすい文面やタイトルになっているか?
  13. 書きっぱなしにせず時間を置いて見直しができているか?
  14. ページタイトルは35文字前後でユーザーの興味を引くように工夫されているか?
  15. メタディスクリプションは160文字以内で内容やメリットを簡潔に説明したものを用意できているか?
  16. ページタイトルとメタディスクリプションはページごとに別のものを用意できているか?
  17. XMLサイトマップを作成、送信しているか?
  18. レスポンシブデザインを採用しているか?
  19. ページの読み込み速度を速くできているか?
  20. 読みやすい文字や文章にしているか?
  21. ボタンやリンクをタップしやすくしているか?
  22. 情報をコンパクトに格納できるメニューになっているか?

〈第1章〉サイト構造を最適化しよう

▼行動に移すためのチェックリスト(1〜4)

  • サイトの目的やターゲットは決まっているか?
  • サイトの階層をシンプルにできているか?
  • サイトのナビゲーションはわかりやすいか?
  • パンくずリストは適切に設置できているか?

サイトの階層構造とその重要性

サイトの階層構造とは、サイト内のページがどのように分類され、関連付けられているかを表す構造のことです。

例えば、以下のようなサイト構造を考えてみましょう。

ホーム
┣ ━ ┳商品紹介
┃   ┣商品A
┃   ┣ 商品B
┃   ┗ 商品C
┣ ━ ┳ サービス紹介
┃   ┣ サービスA
┃   ┣サービスB
┃   ┗ サービスC
┣ ━ ┳ 会社概要
┃   ┣ 会社沿革
┃   ┣ 組織図
┃   ┗ アクセス
┗ お問い合わせ

上記の図では、ホームページから4つのカテゴリー(商品紹介、サービス紹介、会社概要、お問い合わせ)に分岐し、それぞれのカテゴリーからさらに3つのサブカテゴリーに分岐しています。このように、サイトの階層構造は、サイトの全体像を把握しやすくするとともに、サイト内のナビゲーションを容易にする役割を果たします。

サイトの階層構造が最適化されていることは、

  • ユーザーにとって利用しやすいサイトになる
  • クローラーがサイトを巡回しやすい(クローラビリティが高い)

ことにつながります。また内部リンクが効果的に構築されることで、人にとってもクローラーにとっても利便性の高いサイトになります。

最適なサイト構造を設計する方法

では、どのようにして最適なサイト構造を設計することができるのでしょうか?章の冒頭に掲げたチェックポイントを一つずつ見ていきましょう。

〈内部対策チェック1〉サイトの目的やターゲットは決まっているか?

サイトの目的とターゲットは、サイトの階層構造を決める上での基本的な指針となります。サイトの目的とは、サイトが何を達成しようとしているかということです。例えば、商品やサービスの販売、ブランドの認知度の向上、コミュニティの形成などが挙げられます。サイトのターゲットとは、サイトが誰に向けて作られているかということです。例えば、年齢、性別、地域、趣味、ニーズなどが挙げられます。

サイトの目的とターゲットを明確にすることで、サイト内のページの分類や優先順位を決めやすくなります。それは次の「サイトの階層をシンプルにできているか」につながります。

▲【チェックリスト】に戻る

〈内部対策チェック2〉サイトの階層をシンプルにできているか?

サイトの階層とは、サイト内のページがどのくらい深く分岐しているかということです。サイトの階層は、できるだけシンプルにすることが望ましいです。

一般的に、サイトの階層は3階層以下に抑えることが推奨されます。サイトの階層がシンプルであれば、クローラーもユーザーもサイト内のページにアクセスしやすくなります。サイトの階層をシンプルにするためには、サイト内のページの数を必要最低限にすることや、サイト内のページのカテゴリーを明確にすることが重要です。

▲【チェックリスト】に戻る

〈内部対策チェック3〉サイトのナビゲーションはわかりやすいか?

サイトのナビゲーションとは、サイト内のページを移動するための手段のことです。例えば、メインメニュー(ヘッダーに表示される、サイト内の主要なカテゴリーへのリンク)なら、

  • 5~7個程度に抑えること
  • わかりやすい言葉で表現すること
  • 優先順位や関連性に応じて並べること

が求められますし、メインメニューの下のサブメニューなら上記に加え、

  • メインカテゴリーに対して明確な関連性を持つこと
  • 必要最低限にすること

が求められます。

▲【チェックリスト】に戻る

〈内部対策チェック4〉パンくずリストは適切に設置できているか?

パンくずリストとは、Webサイト内の現在位置を階層的に表示するナビゲーションのことで、以下のような形式で表されます。

トップページ > カテゴリー > サブカテゴリー > 記事タイトル

パンくずリストは、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても有用な要素です。ユーザーは、パンくずリストを見ることで、自分がどのページにいるのか、そのページがどのカテゴリーに属するのか、他にどのような関連ページがあるのかを簡単に把握できます。
パンくずリストは、サイトの階層構造や内部リンクを明確に示すことができます。これにより、検索エンジンは、サイトの構造や内容を理解しやすくなります。

パンくずリストの設置方法

パンくずリストを設置するには、基本的には以下の2つの方法があります。

構造化データを使用する

構造化データを使用する方法は、パンくずリストをHTMLのコードに直接書き込むのではなく、JSON-LDという形式でスクリプトタグ内に記述する方法です。JSON-LDとは、JavaScriptのオブジェクト表記法の一種で、構造化データを記述するための標準的な方法です。

構造化データを使用する方法のメリットは、パンくずリストをページのどこにでも記述できること、検索結果にパンくずリストが表示される可能性が高まること、パンくずリストのデザインやレイアウトに制限がないことなどです。
構造化データを使用する方法のデメリットは、パンくずリストがHTMLに直接書かれていないため、検索エンジンが認識しない可能性があること、パンくずリストが検索結果に表示されるかどうかは検索エンジンの判断によることなどです。

プラグインを利用する

プラグインを利用する方法は、WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を使用している場合に、パンくずリストを簡単に設置できる方法です。

プラグインを利用する方法のメリットは、パンくずリストを自動的に生成してくれること、パンくずリストのデザインやレイアウトをカスタマイズできること、パンくずリストの設置場所を選べることなどです。
プラグインを利用する方法のデメリットは、プラグインによっては構造化データをサポートしていないこと、プラグインの互換性やセキュリティに問題がある可能性があること、プラグインの数が多くなるとサイトの速度が低下する可能性があることなどです。

▲【チェックリスト】に戻る

〈第2章〉内部リンクを戦略的に貼ろう

▼行動に移すためのチェックリスト(5〜8)

  • 内部リンクは関連するページ同士を結びつけているか?
  • 内部リンクは重要ページに重点的にリンクできているか?
  • 内部リンクは、コンテンツの上部や中央に、文脈に沿って配置できているか?
  • 内部リンクのアンカーテキストはリンク先のページを表すものにしているか?

内部リンクとは、自分のサイト内のページから別のページへのリンクのことです。内部リンクは、サイトのユーザビリティとSEOに大きな影響を与える要素です。内部リンクの最適化方法と、サイト内のページ間での適切なリンク構築の重要性について、以下のポイントを説明します。

  • 内部リンクの基本的な役割とSEOへの影響
  • 効果的な内部リンク戦略:サイトの階層と重要ページへのリンク
  • 内部リンクの最適化のためのヒント:アンカーテキストとリンク配置

内部リンクについてはこちらの記事にも詳しくまとめました。

参考記事

内部リンクの基本的な役割とSEOへの影響

内部リンクは、サイトのユーザーと検索エンジンにとって、サイトの構造やコンテンツの関連性を示す重要な手がかりです。内部リンクには、以下のような役割があります。

  • ユーザーにとっては、サイト内でのナビゲーションを容易にし、目的の情報にたどり着くための道筋を示します。また、関連するコンテンツを提示することで、ユーザーの興味やニーズに応え、エンゲージメントやコンバージョンを高めます。
  • 検索エンジンにとっては、サイトのクローラビリティ(検索エンジンがサイトのページを巡回し、インデックスに登録する能力)を向上させ、サイトの階層構造やコンテンツの関連性を理解するのに役立ちます。また、内部リンクによって、ページ間にリンクジュース(ページの権威や価値を伝える指標)が流れ、ページのランキングに影響します。

内部リンクは、サイトのユーザビリティとSEOの両方において、サイトのパフォーマンスを向上させる効果的な手段です。しかし、内部リンクを適当に貼るだけでは、その効果は十分に発揮されません。内部リンクを最適化するには、戦略的なアプローチが必要です。

内部リンクを戦略的に配置する4つのポイント

内部リンクを最適化するためには、まずサイトの階層構造を明確にすることが重要です。これは〈方法1〉で確認しましたね。次に、内部リンクを戦略的に配置する4つのポイントを見ていきましょう。

〈内部対策チェック5〉内部リンクは関連するページ同士を結びつけているか?

内部リンクは、サイトの階層構造に沿って、上位から下位へ、あるいは同じ階層内で、関連するページ同士を結びつけるようにすることが重要です。これにより、ユーザーはサイト内で自由に移動でき、検索エンジンはサイトの構造やコンテンツの関連性を理解できます。

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〈内部対策チェック6〉内部リンクは重要ページに重点的にリンクできているか?

内部リンクは、サイトの重要ページへのリンクを増やすことで、そのページのランキングを向上させることができます。重要ページとは、サイトの目的やテーマに沿った、ユーザーにとって価値の高いページのことです。例えば、商品やサービスの紹介ページ、コンバージョンにつながるページ、ブランドのイメージを高めるページなどが重要ページとなります。重要ページへの内部リンクは、サイトのトップページやナビゲーションメニューなど、目立つ位置に配置することが望ましいです。

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〈内部対策チェック7〉内部リンクは、コンテンツの上部や中央に、文脈に沿って配置できているか?

リンクは貼る位置にも注意する必要があります。また、リンク配置は、ユーザーの目に留まりやすさやクリックしやすさに影響します。一般的には、リンクはコンテンツの上部や中央に配置すると、ユーザーの注意を引きやすくなります。また、リンクはコンテンツの文脈に沿って配置すると、ユーザーの理解を助けます。例えば、「SEOの基本概念とその目的については、この記事で詳しく解説しています。」という文にリンクを貼る場合は、「この記事」ではなく、「SEOの基本概念とその目的」にリンクを貼る方が、ユーザーにとってはわかりやすく、検索エンジンにとっては関連性が高くなります。

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〈内部対策チェック8〉内部リンクのアンカーテキストはリンク先のページを表すものにしているか?

アンカーテキストは、リンク先のページの内容やキーワードを表すようにすることが重要です。これにより、ユーザーはリンク先のページが何を扱っているかを予測でき、検索エンジンはリンク先のページの関連性や重要性を判断できます。

アンカーテキストは、できるだけ具体的で自然な言葉を使うことが望ましいです。例えば、「こちら」や「詳細はこちら」などの曖昧なアンカーテキストは、ユーザーにとっては興味を引かず、検索エンジンにとっては価値が低いと判断されます。一方、「SEOの基本概念とその目的」や「商品Aの特徴とメリット」などのアンカーテキストは、ユーザーにとっては魅力的で、検索エンジンにとっては価値が高いと判断されます。

▲【チェックリスト】に戻る

事例:当社「会社概要」ページ

以上を踏まえ、当社YOSCAの会社概要を見てみましょう。

※2024/02/20時点

「主な事業内容」の文脈に合わせ、WEBライティング取材ライティングといったサービスページにリンクを貼っていることが分かります。これは、会社概要を確認いただくユーザーの方に、サービスページへ誘導したいという目的があります。

〈第3章〉質の高いコンテンツを用意しよう

  • 【前提】ユーザー第一のコンテンツを作ろうとしているか?
  • 【検索意図】ユーザーの期待を把握できているか?
  • 【構成】コンテンツを体系的に組み立てられているか?
  • 【執筆】読みやすい、中身を把握しやすい文面やタイトルになっているか?
  • 【見直し】書きっぱなしにせず時間を置いて見直しができているか?

▼行動に移すためのチェックリスト(9〜13)

高品質なコンテンツ(特にここではSEOコンテンツ)とは、ユーザーの検索ニーズに応えるだけでなく、ユーザーのエンゲージメントや共有を促すようなコンテンツのことです。高品質なコンテンツは、SEOの内部対策の中でも最も重要な要素の一つです。なぜなら、高品質なコンテンツは、検索エンジンにページの価値や関連性を証明することができるからです。

高品質なコンテンツの作成は最も本質的な対策ですが、ここでその作成方法を全て説明していては膨大な文面になってしまうため、ここでは参照してほしいサイトを紹介するに留めましょう。当社YOSCAブログの記事を中心に、この順番で参照してほしいという順に並べています。

〈内部対策チェック9〉前提:ユーザー第一のコンテンツを作ろうとしているか?

まずはGoogleの考えに耳を傾けてみましょう。Google公式によるコンテンツの作成指針です。逆に言えば評価の指針ともいえます。

有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成 | Google 検索セントラル」を踏まえつつ、記事作成の手順を概観しましょう。

【記事作成のコツまとめ】読者の期待に応える!記事作成8つの手順とは」が全般的な記事で、特にSEOライティングに絞った記事が「SEOライティングの基礎~まずは3つのポイントを押さえよう~」となります。

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〈内部対策チェック10〉検索意図:ユーザーの期待を把握できているか?

では次に、作りたい記事を読むユーザーの意図を把握しましょう。そのためには、共起語やサジェストのデータが参考になるでしょう。

参考記事

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〈内部対策チェック11〉構成:コンテンツを体系的に組み立てられているか?

ユーザーの意図を把握したら、文章をいきなり書き始めるのではなく、文章構成を作るところから行います。

参考記事

まずはテンプレートに沿って作るのが良いでしょう。

参考記事

しかし、検索エンジンに評価される記事を作りたいなら、E-E-A-Tを高めることができないか考えたいところです。

参考記事

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〈内部対策チェック12〉執筆:読みやすい、中身を把握しやすい文面やタイトルになっているか?

ここまで準備をして、やっと文章を書き始めます。

参考記事

見出し、リード文(導入文)、タイトルは本文を書いてからで良いでしょう。

参考記事

最初から全て意識することは難しいでしょうが、プラスアルファのコツや工夫もあります。

参考記事

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〈内部対策チェック13〉見直し:書きっぱなしにせず時間を置いて見直しができているか?

書き終わったら見直しです。

参考記事

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以上で一通りの工程となります。なかなか大変ですね!そう、記事作成を内製で行うのはそう容易いことではありません。

参考記事

AIを使ったSEO記事制作についてもまとめています。楽をしようと勧めるものではないですが、うまく使えば個人の可能性を広げてくれる大変有用なツールです。この記事制作においても大いに役立っています。

参考記事

高品質なコンテンツの作成は、SEOの内部対策の中でも最も労力のかかるものの一つです。しかし、その効果は大きく、検索エンジンとユーザーの両方にページの価値や関連性を証明することができます。高品質なコンテンツを作成することで、サイトの信頼性や認知度を高めることができます。

株式会社YOSCAへSEOコンテンツの制作についてお問い合わせ

〈第4章〉メタデータを最適化しよう

▼行動に移すためのチェックリスト(14〜16)

  • ページタイトルは35文字前後でユーザーの興味を引くように工夫されているか?
  • メタディスクリプションは160文字以内で内容やメリットを簡潔に説明したものを用意できているか?
  • ページタイトルとメタディスクリプションはページごとに別のものを用意できているか?

メタデータとは、Webページの内容や特徴を表すタグや属性のことです。メタデータには、ページタイトルやメタディスクリプションなどがあります。ページタイトルは、ブラウザのタブや検索結果に表示されるページの見出しです。メタディスクリプションは、検索結果に表示されるページの要約です。

メタデータの最適化は、SEOの内部対策の中でも重要な要素の一つです。なぜなら、メタデータは、検索エンジンとユーザーにとって、ページの内容や関連性を判断するための重要な手がかりになるからです。

検索エンジンは、メタデータを参考にして、ページのトピックやキーワードを把握し、検索クエリとのマッチ度を評価します。メタデータが適切に設定されていれば、検索エンジンはページを正しく理解し、検索順位を高める可能性があります。

ユーザーは、メタデータを見て、ページが自分の検索ニーズに合っているかどうかを判断します。メタデータが魅力的でわかりやすければ、ユーザーはページをクリックしやすくなります。

〈内部対策チェック14〉ページタイトルは35文字前後でユーザーの興味を引くように工夫されているか?

ページタイトルは、ページのトピックやキーワードを明確に表現し、ユーザーの興味を引くように工夫します。ページタイトルは、35文字前後に収めることが推奨されます。検索結果に表示される際に、ページタイトルが途中で切れてしまうと、ユーザーに不利な印象を与える可能性があります。ちなみに、タイトルは検索結果でそのまま表示されるとは限らず、Googleによって改変される可能性もあることを頭に入れておきましょう。

参考記事

また、ページタイトルには、サイト名やブランド名を入れることもできますが、ページのトピックやキーワードよりも後ろに置くことが望ましいです。サイト名やブランド名は、ページのトピックやキーワードと重複しないように注意しましょう。

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〈内部対策チェック15〉メタディスクリプションは160文字以内で内容やメリットを簡潔に説明したものを用意できているか?

メタディスクリプション(meta description)は、ページの内容やメリットを簡潔に説明し、ユーザーにページをクリックさせるように誘導します。メタディスクリプションは、長くても160文字以内に収めることが推奨されます。検索結果に表示される際に、メタディスクリプションが途中で切れてしまうと、ユーザーに不完全な情報を与える可能性があります。また、メタディスクリプションには、ページのキーワードや関連する言葉を含めることで、検索エンジンとユーザーにページの関連性を強調することができます。メタディスクリプションには、質問や呼びかけなどの文末表現を使うことで、ユーザーの興味や好奇心を刺激することができます。

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〈内部対策チェック16〉ページタイトルとメタディスクリプションはページごとに別のものを用意できているか?

ページタイトルとメタディスクリプションは、ページごとにユニークに設定します。同じページタイトルやメタディスクリプションを複数のページで使用すると、検索エンジンに重複コンテンツと判断される可能性があります。重複コンテンツは、検索エンジンにページの品質や価値が低いと見なされることがあります。また、ユーザーにも同じページタイトルやメタディスクリプションを見せると、ページの差別化や魅力が伝わりにくくなります。ページタイトルとメタディスクリプションは、ページの内容に忠実に設定し、ページの独自性や付加価値をアピールするようにしましょう。

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〈第5章〉XMLサイトマップを送信しよう

▼行動に移すためのチェックリスト(17)

  • XMLサイトマップを作成、送信しているか?

XMLサイトマップとは、Webサイトの全ページのURLや更新日時などの情報をまとめたファイルのことです。このファイルをGoogleなどの検索エンジンに送信することで、サイトのクローラビリティを向上させることができます。

〈方法1〉サイト構造を最適化しようや〈手順2〉内部リンクを戦略的に貼ろうが人とクローラー両方の対策だったのに対して、XMLサイトマップは完全にクローラー向けの対策といえます。

〈内部対策チェック17〉XMLサイトマップを作成、送信しているか?

では、具体的にXMLサイトマップの作成と送信の方法を見ていきましょう。

XMLサイトマップの作成

まず、XMLサイトマップを作成するには、自動生成ツールを利用するのが簡単です。例えば、以下のような無料のオンラインツールがあります。

これらのツールでは、サイトのURLを入力するだけで、自動的にXMLサイトマップを生成してくれます。生成されたXMLサイトマップは、ダウンロードして自分のサイトのルートディレクトリにアップロードする必要があります。ルートディレクトリとは、サイトの最上位の階層のことで、例えばhttps://yosca.jp/ の場合、/の部分がルートディレクトリになります。XMLサイトマップをルートディレクトリにアップロードすることで、検索エンジンがサイトマップを見つけやすくなります。

XMLサイトマップの送信

次に、XMLサイトマップをGoogle Search Consoleに送信します。こうすることでGoogleにサイトの内容を通知し、インデックスの更新を促すことができます。Google Search Consoleにサイトマップを送信するには、以下の手順を踏みます。

  • Google Search Consoleにログインします。
  • 左側のメニューから「サイトマップ」を選択します。
  • 右上の「新しいサイトマップを追加」をクリックします。
  • XMLサイトマップのURLを入力します。例えば、https://yosca.jp/sitemap.xml のような形式になります。
  • 「送信」をクリックします。

送信後は、Google Search Consoleでサイトマップの状況を確認できます。例えば、サイトマップに含まれるURLの数や、インデックスされたURLの数などを見ることができます。また、エラーや警告があれば、それらを修正することもできます。

XMLサイトマップのベストプラクティス

最後に、XMLサイトマップの管理と送信のベストプラクティスを紹介します。

  • サイトの内容が更新されたら、XMLサイトマップも更新し、Google Search Consoleに再送信しましょう。これにより、最新の情報がインデックスされる可能性が高まります。
  • XMLサイトマップには、サイトの重要なページだけを含めましょう。不要なページや重複したページは除外しましょう。これにより、サイトマップのサイズを小さくし、検索エンジンにとって価値の高いページに集中してもらえます。
  • XMLサイトマップのサイズは、50MB以下に抑えましょう。もし、サイトマップが大きくなりすぎる場合は、複数のサイトマップに分割し、サイトマップインデックスファイルを作成しましょう。サイトマップインデックスファイルとは、複数のサイトマップのURLをまとめたファイルのことです。このファイルをGoogle Search Consoleに送信することで、全てのサイトマップを通知できます。

以上が、XMLサイトマップの役割と作成・送信の方法についての解説です。XMLサイトマップは、SEOの内部対策の基本的な要素の一つです。サイトのクローラビリティとインデックスを改善することで、サイトの検索順位やアクセス数にも貢献できます。

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〈第6章〉モバイルファーストでウェブサイトを作ろう

▼行動に移すためのチェックリスト(18〜22)

  • レスポンシブデザインを採用しているか?
  • ページの読み込み速度を速くできているか?
  • 読みやすい文字や文章にしているか?
  • ボタンやリンクをタップしやすくしているか?
  • 情報をコンパクトに格納できるメニューになっているか?

モバイルファーストインデックスとは、Googleがウェブサイトのコンテンツを検索エンジンに登録する際に、モバイル版のコンテンツを優先的に評価するという仕組みです。これは、モバイル端末での検索が増えていることに対応するためのものです。つまり、モバイル版のコンテンツが充実していないと、検索順位に悪影響を与える可能性があります。

モバイルファーストインデックスに対応するためには、ウェブサイトをモバイルフレンドリーにする必要があります。モバイルフレンドリーとは、モバイル端末でウェブサイトを閲覧したときに、見やすくて使いやすい状態のことです。モバイルフレンドリーなウェブサイトは、ユーザーの満足度やエンゲージメントを高めるだけでなく、SEOにも有利に働きます。

以下、モバイルフレンドリーなウェブサイトを作るための方法を5つ取り上げました。

〈内部対策チェック18〉レスポンシブデザインを採用しているか? 

レスポンシブデザインとは、ウェブサイトのデザインやレイアウトを、閲覧するデバイスの画面サイズや解像度に合わせて自動的に調整する技術のことです。

レスポンシブデザインを採用することで、モバイル端末でもパソコンでも同じウェブサイトを見やすく表示できます。また、ウェブサイトの管理も簡単になります。

レスポンシブデザインを実現するには、HTMLやCSSのコーディングが必要です。しかし、最近では、レスポンシブデザインに対応したテンプレートやツールも多くあります。たとえば、WordPressなどのCMS(コンテンツ管理システム)を利用すると、レスポンシブデザインのテーマを選ぶだけで、モバイルフレンドリーなウェブサイトを作成できます。

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〈内部対策チェック19〉ページの読み込み速度を速くできているか?

ページの読み込み速度とは、ウェブサイトのページが表示されるまでにかかる時間のことです。ページの読み込み速度は、ユーザーの体験に大きく影響します。ページの読み込み速度が遅いと、ユーザーはイライラしたり、サイトを離脱したりする可能性が高くなります。逆に、ページの読み込み速度が速いと、ユーザーはサイトに滞在したり、コンバージョンしたりする可能性が高くなります。

ページの読み込み速度は、SEOにも重要な要素です。Googleはページの読み込み速度を検索順位の要因の一つとしています。また、2020年からは、ページの読み込み速度を測る指標として、Core Web Vitalsというものを導入しています。Core Web Vitalsとは、ウェブページのパフォーマンスやユーザー体験を評価するための3つの指標のことで、以下のようになっています。

  • LCP(Largest Contentful Paint):ページの主要なコンテンツが表示されるまでの時間
  • FID(First Input Delay):ユーザーがページに対して最初に操作を行ったときの応答時間
  • CLS(Cumulative Layout Shift):ページのレイアウトが変化する度合い

これらの指標は、Googleがページエクスペリエンスと呼ぶ、検索順位に影響する要素の一部です。ページエクスペリエンスとは、ユーザーがウェブサイトにアクセスしたときに感じる感覚や印象のことで、モバイルフレンドリー、HTTPS、煩わしいインタースティシャルなども含まれます。

ページの読み込み速度を速くするためには、以下のような方法があります。

  • 画像や動画などのメディアファイルのサイズを小さくする
  • CSSやJavaScriptなどのコードを圧縮や最適化する
  • キャッシュやCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用する
  • サーバーの性能や設定を改善する

ページの読み込み速度を測るには、Googleが提供するツールであるPageSpeed Insightsを利用できます。これらのツールは、ページの読み込み速度やCore Web Vitalsのスコアを表示するだけでなく、改善のための具体的なアドバイスも提供してくれます。

ちなみに、当社ホームページ(https://yosca.jp/ )レポートを作成したところ、携帯電話では不合格、デスクトップでは合格とのことでした(^_^;)

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〈内部対策チェック20〉読みやすい文字や文章にしているか?

モバイル端末でウェブサイトを閲覧するときには、文字や文章が読みやすいことが重要です。読みやすい文字や文章とは、以下のような特徴を持つものです。

  • 文字のサイズや色、フォントなどが適切である
  • 文章の構造や段落、見出しなどが明確である
  • 文章の長さや難易度、表現などが適切である

文字のサイズや色、フォントなどを適切にするには、以下のような方法があります。

  • 文字のサイズは、モバイル端末で見やすい16px以上にする
  • 文字の色は、背景とのコントラストが高いものにする
  • フォントは、モバイル端末で表示されることを考慮したものにする

文章の構造や段落、見出しなどを明確にするには、以下のような方法があります。

  • 文章の構造は、序論・本論・結論のように、目的や内容がわかりやすいものにする
  • 段落は、一つの主題についてまとめて、適切な長さにする
  • 見出しは、文章の内容を要約して、階層的に分けて、目次として機能するようにする

文章の長さや難易度、表現などを適切にするには、以下のような方法があります。

  • 文章の長さは、モバイル端末でスクロールしなくても読める程度にする
  • 文章の難易度は、読者のレベルに合わせて、専門用語や難解な表現を避ける
  • 文章の表現は、読者の興味や感情を引き出すように、具体的でわかりやすいものにする

読みやすい文字や文章にすることで、ユーザーはウェブサイトのコンテンツに集中でき、理解や記憶にも効果的です。また、読みやすい文字や文章は、検索エンジンにも好まれます。なぜなら、検索エンジンは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを評価するために、文字や文章の品質や関連性を判断するからです。

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〈内部対策チェック21〉ボタンやリンクをタップしやすくしているか?

モバイル端末でウェブサイトを閲覧するときには、ボタンやリンクがタップしやすいことが重要です。タップしやすいボタンやリンクとは、以下のような特徴を持つものです。

  • ボタンやリンクのサイズや形が十分に大きく、指でタップできる
  • ボタンやリンクの色やデザインが目立ち、機能や目的がわかりやすい
  • ボタンやリンクの配置や間隔が適切で、誤タップを防ぐ

ボタンやリンクのサイズや形を十分に大きくするには、以下のような方法があります。

  • ボタンやリンクのサイズは、モバイル端末でタップしやすい48px以上にする
  • ボタンやリンクの形は、四角形や丸形など、指でタップしやすいものにする

ボタンやリンクの色やデザインを目立たせるには、以下のような方法があります。

  • ボタンやリンクの色は、背景とのコントラストが高く、アクティブな状態やホバー状態で色が変わるものにする
  • ボタンやリンクのデザインは、アイコンやテキストなどで、機能や目的を明確にする

ボタンやリンクの配置や間隔を適切にするには、以下のような方法があります。

  • ボタンやリンクの配置は、ユーザーの視線や操作性を考慮して、画面の中央や下部などにする
  • ボタンやリンクの間隔は、ユーザーの指のサイズや動きを考慮して、誤タップを防ぐ程度にする

ボタンやリンクをタップしやすくすることで、ユーザーはウェブサイトのコンテンツにアクションを起こしやすくなります。また、ボタンやリンクをタップしやすくすることは、SEOにも有利に働きます。なぜなら、ボタンやリンクをタップしやすくすることで、ユーザーのエンゲージメントやコンバージョンを高めることができ、検索エンジンにもウェブサイトの価値を伝えることができるからです。

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〈内部対策チェック22〉情報をコンパクトに格納できるメニューになっているか?

モバイル端末でウェブサイトを閲覧するときには、情報をコンパクトに格納できるメニューを検討することが重要です。情報をコンパクトに格納できるメニューとは、以下のような特徴を持つものです。

  • メニューのサイズや形が画面に収まり、邪魔にならない
  • メニューの内容や構造がわかりやすく、必要な情報に素早くアクセスできる
  • メニューの操作や表示がスムーズで、ユーザーのストレスを減らす

メニューのサイズや形を画面に収まらせるには、以下のような方法があります。

  • メニューのサイズは、画面の一部を占める程度にする
  • メニューの形は、ハンバーガーメニューなど、画面にマッチするものにする

メニューの内容や構造をわかりやすくするには、以下のような方法があります。

  • メニューの内容は、ユーザーが求める情報を優先的に表示する
  • メニューの構造は、カテゴリーやサブメニューなどで、情報を階層的に整理する
  • メニューのラベルは、簡潔で明確に、情報の内容を表す

メニューの操作や表示をスムーズにするには、以下のような方法があります。

  • メニューの操作は、タップやスワイプなど、モバイル端末に適したものにする
  • メニューの表示は、アニメーションやトランジションなどで、自然で快適なものにする
  • メニューのフィードバックは、色や音などで、ユーザーに操作の結果を伝える

情報をコンパクトに格納できるメニューを検討することで、ユーザーはウェブサイトのコンテンツに簡単にアクセスできます。また、情報をコンパクトに格納できるメニューを検討することは、SEOにも有利に働きます。なぜなら、情報をコンパクトに格納できるメニューを検討することで、ユーザーのナビゲーションやサイトの構造を改善でき、検索エンジンにもウェブサイトの価値を伝えることができるからです。

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これらの方法を実践することで、ウェブサイトをモバイルフレンドリーにすることができます。モバイルフレンドリーなウェブサイトは、ユーザーの満足度やエンゲージメントを高めるだけでなく、SEOにも有利に働きます。モバイルファーストのアプローチは、ウェブサイトのパフォーマンスや価値を向上させるための重要な戦略です。

終わりに―内部対策は「おもてなし」―

ここまで見てきたように、内部対策には人に対するものと検索エンジンに対するものがあります。厳密に分けられるものではなく重なる部分も多いですが、基本的な姿勢としては以下のようになります。

  • 人に対して……来訪してくれたユーザーにとって使いやすさ、快適さ、満足を提供できるか。いわゆる「おもてなし」の精神。
  • 検索エンジンに対して……クローラーがあなたのウェブサイトを機械的に巡回してサイト内の構造を理解しやすいか。いわゆる「クローラビリティ」の向上。

「SEOはあくまで検索エンジンの最適化なのだから、人に対する対策など意味がないのでは?」と思われるかもしれません。しかし、人がどれだけ満足してくれたかは、滞在時間や巡回したページなどあらゆる指標を用いてGoogleは把握しています。そして、多くの人が満足したページを上位に表示させようとするのは想像に難くないでしょう。人にやさしくすることは十分SEO対策になるのです。

一方で、内部対策だけではSEOの全てではありません。SEOは継続的な取り組みであり、内部対策と外部対策のバランスが重要です。外部対策とは、他のWebサイトからの被リンクやSNSでの拡散など、自分のWebサイト以外の要因を活用することで、サイトの信頼性や人気を高めることです。内部対策と外部対策は相互に影響し合い、SEOの効果を最大化します。

SEOの内部対策を始めることで、自分のWebサイトの潜在的な価値を引き出すことができます。そして、内部対策を継続的に改善することで、自分のWebサイトの競争力を高めることができるでしょう。

よくある質問(FAQ)

内部対策だけでSEOは十分ですか?

答えは、残念ながら「 いいえ 」です。内部対策は必要不可欠ですが、それだけでは検索エンジンに対する信頼性や権威性を高めることができません。そのため、内部対策とともに、 外部対策 もおこなう必要があります。

外部対策とは、自分のWebサイトが外部からの評価を証明するための対策です。具体的には、他のWebサイトから自分のWebサイトに向けられたリンク( 被リンク )や、自分のWebサイト名や運営者名などについての言及( サイテーション )を増やすことです。外部対策は、自分自身でコントロールできない部分が多いため、内部対策よりも難易度が高いと言えます。

しかし、外部対策はSEO対策において非常に重要な役割を果たします。なぜなら、検索エンジンは、他のWebサイトから評価されている(=被リンクやサイテーションがある)Webサイトを、「 みんなから評価されている素晴らしいWebサイトだ 」と判断し、検索順位を上げる傾向があるからです。つまり、外部対策によって、自分のWebサイトの信頼性や権威性を高めることができるのです。

以上のように、内部対策と外部対策のバランスは、SEO対策の成果に大きく影響します。内部対策だけでSEOは十分ではないということを理解し、外部対策も積極的におこなうことが重要です。

参考記事

小規模サイトでも内部対策は必要ですか?

SEO内部対策は、サイトの規模に関係なく必要な対策です。なぜなら、内部対策をおこなわないと、以下のようなデメリットが生じる可能性があるからです。

  • サイトが検索エンジンに登録されない
  • サイトの内容が検索エンジンに正確に伝わらない
  • サイトの品質が低いと判断される
  • ユーザーがサイトを離脱する

これらのデメリットは、サイトのアクセス数やコンバージョン率に大きな影響を与えます。特に、小規模サイトの場合、競合他社との差別化や集客力の向上が重要な課題となりますので、SEO内部対策をおこなうことで、その課題を解決することができます。

内部対策の成果はいつ頃から見込めますか?

SEO対策の成果は、内部対策や外部対策の種類や規模、競合状況、検索エンジンのアルゴリズムの変化などによって異なります。一般的には、内部対策の効果は外部対策よりも早く現れると言われていますが、それでも最低でも数週間から数ヶ月はかかると見積もる必要があります。また、一度成果が出たからといって安心してはいけません。SEO対策は常に変化する環境に対応して、継続的に改善していく必要があります。

早期成果を得るための戦略と長期的な視点 SEO対策の成果を早く見たいという気持ちはわかりますが、焦って不正な手法や過剰な最適化を行うと、かえって検索エンジンにペナルティを受ける可能性があります。そのため、以下のような戦略を取ることをおすすめします。

  • 優先順位を決める:サイト全体の内部対策を一度に行うのは非効率的です。まずは、サイトの目的やターゲットに合わせて、最も重要なページやキーワードを選び、そこから順番に内部対策を実施していきましょう。
  • 効果測定を行う:内部対策を行ったら、その効果を定期的に測定して、改善点や問題点を見つけ出しましょう。Google Search ConsoleやGoogle Analyticsなどのツールを活用して、サイトのパフォーマンスやユーザーの行動を分析しましょう。
  • 競合分析を行う:自社サイトだけでなく、競合サイトの内部対策もチェックしてみましょう。どのようなキーワードやコンテンツで上位に表示されているのか、どのようなサイト構造やユーザー体験を提供しているのか、などを参考にして、自社サイトの強みや弱みを把握しましょう。
  • 長期的な目標を設定する:SEO対策は短期的な施策ではありません。長期的な目標を設定して、その達成に向けて計画的に内部対策を行っていきましょう。例えば、半年後にはサイトのアクセス数を〇〇%増やす、一年後には売上を〇〇%増やす、などの具体的な目標を立てて、その過程で必要な内部対策を洗い出しましょう。
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阿部道浩
新潟県三条市出身。2011年に都内の私立大学を卒業後、在学中からインターンとして参画していたモバイルサイト運営会社に就職。Webコンテンツの制作・編集業務に携わった後、2012年に記事作成を専門とする株式会社YOSCAを代表の宮嵜と二人で立ち上げる。編集業務のほか、法人営業、マーケティング、編集およびライターのマネジメントを経て、現在は「あなたのライターキャリア講座」の開発・運営を主に行っている。趣味は読書で、世界の古典文学から経営書まで年間100冊前後読む。
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